4.0
素晴らしい楽茶碗
佐川美術館は建物が素敵で、館内のベンチで読書も楽しんできました。
ヴォルスの絵画は初めて見ましたが繊細なタッチで描かれた抽象的なもので
楽茶碗も抽象的な絵付けなので調和していて、新しい見せ方でよかったです。
郊外の博物館ですが、海外の方も複数いらして驚きました。
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公益財団法人佐川美術館( 所在地:滋賀県守山市)では、特別企画展として「吉左衞門X WOLS ヴォルス作品+樂吉左衞門・茶碗」を開催します。
第9回目となる吉左衞門Xは、音楽と詩に親しみ、独自の世界観を描くも、若くして不運な死を遂げた芸術家ヴォルスとのコラボレーション展です。
細いひっかき傷のような線の集合と、どこか内臓的な不定形の抽象を描いたヴォルス(本名:アルフレート=オットー=ヴォルフガング・シュルツ、1913–51)の作品は、孤独で傷ついた魂の叫びのようです。
また、ヴォルスは、古代中国の思想「老子」にも深い関心を寄せています。戦後の混乱期、サルトルなどの実存主義の作家とも交流を深め、深く自己自身を見つめた孤独な魂に、同じ時代の人間として、吉左衞門は深く共感し、自身の心と重なるところがあると感じているようです。
第二次大戦後の主要な美術運動の1つである「アンフォルメル」を代表するものとして、また抽象表現主義の先駆者とする見方もあるヴォルスは、特定の画派や芸術運動のグループに属したことのない、孤立した存在でした。
細い線で細かく描き込まれたヴォルスの絵は、都市風景、港、船などの光景の痕跡を残したものと、完全な抽象に近づいたものがありますが、その両方とも、作者の心象風景を可視化したかのような何とも名づけがたいイメージに満ちています。
ヴォルスの絵は、まさに現代という時代を生きる我々の個的な存在そのものの叫びのようです。
本展は、吉左衞門が制作した樂茶碗とヴォルス作品を展観することにより、二者に通じる深い精神性にふれようとする試みです。
会期 |
2018年10月6日(土)~2019年3月31日(日)
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会場 | 佐川美術館 Google Map |
住所 | 滋賀県守山市水保町北川2891 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 12月3~6日、12月10、11日、 12月31日~2019年1月2日、 1月15~18日 (祝日の場合翌火曜日) |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 高大生 600円(400円) 中学生以下は無料※ただし保護者の同伴が必要
|
TEL | 077-585-7800 |
URL | http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/ |
4.0
佐川美術館は建物が素敵で、館内のベンチで読書も楽しんできました。
ヴォルスの絵画は初めて見ましたが繊細なタッチで描かれた抽象的なもので
楽茶碗も抽象的な絵付けなので調和していて、新しい見せ方でよかったです。
郊外の博物館ですが、海外の方も複数いらして驚きました。
4.0
先日チケットを頂きまして、やっと来訪してきました。
まずは建物に感動。
写真では何度も見ておりましたが、大変美しいフォルムでした。
そして、展覧会。
吉左衛門さんの作品が溶け込む素敵な空間に、
ヴォルス作品が相まって、
なんとも静寂で、繊細な空間がなされていたと思います。
また訪問したいと思っています。
3.0
一般凡夫にとって佐川美術館での吉左衛門氏たヴォルス氏のコラボは申し訳ないが理解に苦しむものです。同じ時期に開催の他の展示会の印象が強く、展覧会の意義が見えなかった。すいません。
4.0
滋賀県へのお寺参りに合わせて見てきました。
お寺参り→クラブハリエのカフェ→美術館の順にまわりました。
平日だったので混んで織らず、作品を堪能できました。
初めてヴォルスの作品を見ましたが、好き嫌いは分かれると思います。
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