この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
茂田井武(もたいたけし)は「キンダーブック」(フレーベル館)をはじめとした数々の子ども向けの雑誌に絵を寄せたほか、児童文学作品の挿絵も数多く手がけ、たくさんの子どもたちを魅了した童画家です。1946年から晩年まで練馬区中村町(現・中村)に暮らしました。
中学卒業後、画家を志すも美術学校への入学が叶わず、3年間パリへ放浪の旅に出た茂田井は独自の画風を築き、帰国後は当時の代表的探偵小説雑誌「新青年」を中心に挿絵画家として活躍、次第に評価されるようになりました。
結婚後、子どもが誕生してからは本格的に童画の道へと進み、児童画展の観覧や模写など熱心に勉学に励みました。
“無限なるおどろきのよろこびの必要・子供のために”――雑誌の絵や挿絵に加え、アンデルセンやグリム童話、幼き日の思い出などが描かれた茂田井の絵は、子どもたちへ向けられた愛情であるとともに、内なる自身への追及でもありました。
大好きな子どもたちへ幾多の童画が描かれた一方で、少年時代の幸せに包まれた日々を、記憶を頼りに描き続けました。
本展では生誕110年を記念し、童画の世界に没頭した茂田井の軌跡をたどります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年10月6日(土)~2018年12月24日(月・振)
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会場 | 練馬区立石神井公園ふるさと文化館分室 Google Map |
展示室 | 練馬区立石神井公園ふるさと文化館分室 1階展示室 |
住所 | 東京都練馬区石神井台1-33-44 |
時間 | 9:00~18:00 |
休館日 |
月曜日 ※月曜が祝休日の場合は開室、翌平日は休室 |
観覧料 | 無料 |
TEL | 03-5372-2572 |
URL | http://www.neribun.or.jp/furusato.html |
練馬区立石神井公園ふるさと文化館分室の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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