4.0
ちょっと不思議な世界でした
日本では身近に感じることのない、紛争や戦争、闘争などをきっかけにして
どのような感情が生まれて、どのように表現していったのか、という展覧会でした。
テーマがなく、自己表現の手段として「アート」を用いた当時の人々の発想や感じかたがちょっとわかったような気がします。
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日本・韓国・シンガポールの国立美術館による共同企画。1960年代から90年代の激動のアジアで誕生した実験的な美術の動向を、国の枠組みを超えて比較・検討する初の試みです。
同時期のアジアは、冷戦によるイデオロギーの対立とヴェトナム戦争の勃発、ナショナリズムの高揚と近代化の急速な進展、さらに相次ぐ民主化運動のうねりなどによって社会が激しく変化した時期にあたります。
この激動の時代を背景として、アジア各地の若い世代の作家たちは、それぞれが生きるローカルな問題に目を向けるようになり、美術の批評としての機能を取り戻すことで、現実変革を志向する先鋭的な活動を展開しました。
都市の日常生活を批判的に捉え直すリアリズムや、西洋由来の「美術」という制度を問い直すコンセプチュアルな作品、さらに民衆との連携を掲げて「伝統文化」を巧みに利用した作品など、社会と深く結びついた多様な仕事が生まれました。
本展は、このような60年代から90年代のラディカルな芸術家の活動を、東北アジア、東南アジア、南アジアを対象に抽出し、その共通点と差異をトランスナショナルな枠組みの中で考察します。
会期 |
2018年10月10日(水)~2018年12月24日(月・振)
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会場 | 東京国立近代美術館 Google Map |
住所 | 東京都千代田区北の丸公園3-1 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 ※12月24日は開館 |
観覧料 | 一般 1200円(900円) 大学生 800円(500円)
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.momat.go.jp |
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日本では身近に感じることのない、紛争や戦争、闘争などをきっかけにして
どのような感情が生まれて、どのように表現していったのか、という展覧会でした。
テーマがなく、自己表現の手段として「アート」を用いた当時の人々の発想や感じかたがちょっとわかったような気がします。
4.0
秋晴れの、風が心地好い日。平穏な1日を迎えた朝、展覧会に足を運びました。
会場に足を踏み入れると、私の日常とかけ離れているけれど、でも、他人事とは言い切ってはいけない空間が。
激動の時代に生まれた人たちが、アートを変容させながら、自分たちを守り生き抜こうとする姿がそこにあったように感じます。
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