特別展 王朝文学への憧れ
歌・物語に染まる、もののあはれ

林原美術館

  • 開催期間:2018年9月15日(土)~2018年11月4日(日)
特別展「王朝文学への憧れ 歌・物語に染まる、もののあはれ」 林原美術館-1
源氏物語図屏風 狩野養信筆 江戸時代
特別展「王朝文学への憧れ 歌・物語に染まる、もののあはれ」 林原美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

四季折々の情景や自然の趣、恋情や別れの哀しみを歌に詠み、溢れる心情を交わした平安時代。貴族社会において和歌は教養であり、社交に華を添える大切な手段でした。

男女の揺れ動く恋心や貴族たちの人生観を描いた『伊勢物語』や『源氏物語』などの文学作品は、今なお人々に親しまれています。

雅やかな文化が生まれた平安朝は、柔和な「かな」文字が男性社会にも広く浸透した時代でもあります。男女の交流が盛んになり、和歌にも知性や気品が求められるようになると『古今和歌集』など天皇の命によって撰進された勅選和歌集や、西行法師、藤原定家など優れた歌人たちの和歌をまとめた家集が、詠歌の手本として重要視されました。

そうした文化は後世でも尊ばれており、江戸時代の大名も和歌をたしなみ、書の修練に励んでいます。また自然や人事に起因する心情をあらわす“もののあはれ”の精神や、文学作品の世界観が書や絵画など様々な形の芸術として昇華され、王朝文化への憧れはより一層高まるようになりました。

本展では、旧岡山藩主池田家に伝わる藩主自筆の和歌資料から、初代藩主池田光政が書写した『風葉和歌集抜書』や『古今和歌集』(清輔本)、二代藩主綱政と三代藩主継政が写本した物語や家集をはじめ、『源氏物語』の第7帖「紅葉賀」を描いた狩野養信筆「源氏物語図屏風」、櫛や貝合せなど意匠を凝らした工芸品をご紹介し、藩主や絵師、人々が慕い学んだ王朝文学の優美な世界と様々な魅力に迫ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年9月15日(土)~2018年11月4日(日)
会場 林原美術館 Google Map
住所 岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日が休館
観覧料 一般 800円
高校・大学生 500円
小・中学生 300円
友の会会員 300円
団体(20名以上)は2割引
  • 高大生の方は、学生証などの在学が分かるものを要提示
    障害者手帳を提示の方・付添者:無料
TEL(086)223-1733
URLhttp://www.hayashibara-museumofart.jp/

林原美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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