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EXHIBITION

URUSHI 伝統と革新
石川県立美術館開館35周年・日本伝統漆芸展第35回記念

石川県立美術館

  • 開催期間:
  • クリップ数:1 件
  • 感想・評価:1 件
URUSHI 伝統と革新 石川県立美術館開館35周年・日本伝統漆芸展第35回記念 石川県立美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日本は世界に卓越する工芸の伝統を有しており、なかでも漆芸は、日本を代表する工芸として1300年以上の永い歴史を持ち、芸術的にも技術的にも高度の発達をとげ継承されてきました。

近代漆芸は小川松民・川之辺一朝・東京美術学校美術工芸科漆工部第一期生六角紫水などが伝統技法の研究と継承、近代化の普及に尽力し礎を築きました。

そして1954 年重要無形文化財制度制定により我が国にとって芸術上価値の高い重要な技術、卓越した技術を保有する者が重要無形文化財の保持者(通称「人間国宝」)として認定を受けることになりますが、その第一回が松田権六・高野松山でした。

松田は漆工芸を個人としての芸術へと引き上げ、貴重な伝統技術の継承だけにとどまらず、一層の練磨を求め切り拓いていく姿勢を示しました。

更にこの重要無形文化財の保持者を中心に伝統工芸技術の発展と向上のために日本工芸会が発足し日本伝統工芸展が開催され、音丸耕堂・磯井如真らが中心となり活動の幅を広げました。

さらに1983年より松田の意思を継ぎ伝統工芸の精神にそって今日の生活に即した創意ある作品を発表する場として、大場松魚・田口善国・赤地友哉・増村益城・塩多慶四郎らが中心となり日本工芸会の専門分野別の組織としての漆芸部会が第1 回伝統漆芸展を開催し現在に至っています。

そして今日、漆芸部会には蒔絵の室瀬和美、中野孝一、髹漆の大西勲、小森邦衞、増村紀一郎、蒟醤の磯井正美、太田儔、山下義人、沈金の前史雄、螺鈿の北村昭斎の10名の重要無形文化財の保持者がおり、本展はその日本工芸会の漆芸部会展である日本伝統漆芸展が第35回展になるのを記念して開催いたします。

近代漆芸を江戸時代末期から戦前までを近代の名匠、戦後の重要無形文化財制度により伝統的工芸技術をふまえた上に新たな創作活動の重要性を強く求め日本工芸会の設立、さらには日本伝統漆芸展の開催と現在活躍している作家を含めて今日の漆芸の世界を4つの章から俯瞰できるような展覧会といたします。

開催概要EVENT DETAILS

会期
会場第7展示室、第8展示室、第9展示室 [MAP]
住所 石川県金沢市出羽町2-1
時間 9:30〜18:00(最終入場時間 17:30)
休館日 会期中無休 
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学生 800円(600円)
高校生以下 無料
TEL076-231-7580
URLhttp://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/exhibition/5222/

石川県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価REVIEWS

松田権六を中心に漆芸最高峰の作品がありました!

4

権六の「蓬莱の棚」と「鷺蒔絵棚」(広島県立美術館)の横並びが目をひきます。

蓬莱の棚を離れた位置から見ると 琳派の群鶴図!漆工芸の琳派か!!と
更に、前史雄の沈金箱 銀の「芳春」と金の「十六夜」が並んでおり、うっとり見入ってしまいました。(輪島漆芸美術館蔵)(東京国立博物館蔵)
MOA美術館からの ダリア螺鈿蒔絵料紙硯箱 も伝統とは違う感覚、又 白山松哉の素晴らしい作品もありました。
他 東京国立近代美術館、香川県の美術館等より選りすぐりの作品が来ておりました。

ただ、漆芸は小さな箱類が多く展示がいつも単調に思えます。出来るだけ多くの作品の見どころコメントがあればと感じます。今の技術を使ってCGで夜空に浮かべるように映し出したり せめて 拡大して見せてくれたり 詳しく無い人の関心を引く工夫が欲しいと思いました。
蓬莱の棚は以前の持ち主が疎開時、これだけは直ぐ持ち出せるように縁側?に置いて保管していたらしい とか他エピソード満載なのにね。

BY yakawa

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