5.0
ユニークな展示でした
ファッションがテーマだったからでしょうか、モデル着用のドレスと同じドレス(または同じタイプのドレス)が展示されていたり、背景に描かれている香水瓶や化粧道具、アクセサリーが展示されていたりと、とても立体的に絵画を鑑賞することができました。ルノワールは自分で選んだドレスをモデルに着せていたので、同じドレスの違う絵があるなど、ポーラならではの視点だったと思います。フジタの絵もたくさんあって、嬉しかったです。
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19世紀の中頃、フランスにおいてモードは、産業革命による紡績機や織物機の改良、縫製技術の発展や百貨店などによる流通の拡大、情報メディアの広がりなどにより大きな変化を遂げました。
1863年、詩人シャルル・ボードレールは近代性を描くことを称揚し、同時代の都市風俗は新たな絵画の主題となりましたが、モードも重要な主題のひとつでした。また、密室で行われる女性の化粧や身づくろいなどの日常的な場面も絵画に描かれています。
20世紀に入ると女性の社会進出やスポーツや旅行などの生活習慣の変化により、モードはより活動的で機能的に変化していきました。
本展では、ポーラ美術館が収蔵する19-20世紀の絵画を中心に、同時代のモード雑誌やファッションプレート、装飾品、化粧道具、ドレスなどをあわせて展示し、モードや化粧が画家たちによってどのように描かれたのかを検証し、その背景や意味について考えます。また、100年前の女性たちの「美」へのこだわりにも焦点を当てます。
会期 |
2016年3月19日(土)~2016年9月4日(日)
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会場 | ポーラ美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
年中無休 ・展示替えのため6/16(木)休室 |
観覧料 | 大人 1,800円(1,500円) 65歳以上 1,600円(1,500円) 大学・高校生 1,300円(1,100円) 中学生以下 無料 ※( )内は団体15名以上
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TEL | 0460-84-2111 |
URL | http://www.polamuseum.or.jp/exhibition/20160310s01/ |
5.0
ファッションがテーマだったからでしょうか、モデル着用のドレスと同じドレス(または同じタイプのドレス)が展示されていたり、背景に描かれている香水瓶や化粧道具、アクセサリーが展示されていたりと、とても立体的に絵画を鑑賞することができました。ルノワールは自分で選んだドレスをモデルに着せていたので、同じドレスの違う絵があるなど、ポーラならではの視点だったと思います。フジタの絵もたくさんあって、嬉しかったです。
4.0
化粧品道具や美しい香水の瓶などが多く見られたのは、ポーラ美術館ならではの展覧会といえるでしょうか。絵画の中の女性が身につけていた衣装と同じようなデザイン性、素材のものが隣に展示されていたのが面白かったです。これは文化学園服飾博物館学園が所蔵しているものから展示されているそう。
また、常設の印象派などよ絵画やガレ、ラリックなどの作品も、いずれも素晴らしく、ポーラ美術館の所蔵作品に興味が沸きました。また訪れたいです。
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