長谷寺の名宝と十一面観音の信仰

あべのハルカス美術館

  • 開催期間:2016年2月6日(土)~2016年3月27日(日)
  • クリップ数:2 件
  • 感想・評価:2 件
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重要文化財 難陀龍王立像 長谷寺蔵
重要文化財 雨宝童子立像 長谷寺蔵
長谷寺縁起絵巻 長谷寺蔵
長谷寺式十一面観音三尊像 長谷寺蔵
法華経のうち普門品 長谷寺蔵
国宝 銅板法華説相図 長谷寺蔵 画像提供 奈良国立博物館(撮影 森村 欣司)
重要文化財 不動明王坐像 長谷寺蔵
重要文化財 高雄曼荼羅図像 長谷寺蔵
十巻抄 長谷寺蔵
長谷寺牡丹品種画帖 長谷寺蔵
長谷寺の名宝と十一面観音の信仰 あべのハルカス美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

長谷寺は、朱鳥元年(686)道明上人が天武天皇のために千体釈迦像(国宝・銅板法華説相図)を造立した本長谷寺を始まりとしています。神亀元年(724)に徳道上人が聖武天皇から勅を賜り、二丈六尺の十一面観音立像を造立して以来、観音の聖地として発展してきました。

その盛んな有様は、平安時代の王朝女流文学や日記類からも知ることができます。長谷観音の信仰は、王朝貴族ばかりでなく庶民にも広まっていきます。徳道上人は、西国三十三所観音巡礼の創始者ともされ、長谷寺も札所の一つとされ、多くの巡礼者を集めました。

長谷寺は長い歴史の中で、観音霊場としての長谷寺のほか、真言宗豊山派総本山としての長谷寺、花の御寺としての長谷寺、伊勢や春日、天神、あるいは修験道といった信仰との結びつきなど多様な側面を持ち、そこから生まれた美術を伝えてきました。
本展では、長い歴史の中で形作られた長谷寺の豊かな美術や、観音の美術、また長谷寺とかかわりの深い豊山派寺院の名宝、長谷信仰の広がりを示す長谷寺式十一面観音像の作例などを紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2016年2月6日(土)~2016年3月27日(日)
会場 あべのハルカス美術館 Google Map
住所 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
時間 10:00~20:00 (最終入場時間 19:30)
  • 火~金 / 10:00~20:00
    月土日祝 / 10:00~18:00
    ※入館は閉館30分前まで
休館日 2月8日(月)、2月15日(月)、2月22日(月)、2月29日(月)
観覧料 一般 1,300円(1,100円)
大学・高校生 900円(700円)
中学・小学生 500円(300円)
  • ※( )内団体15名以上
    ※未就学児童は無料
    ※障がい者手帳をお持ちの方は、ご本人と付き添い1名様まで当日料金の半額でご覧いただけます。
TEL06-4399-9050
URLhttp://www.aham.jp/exhibition/future/hasedera/

あべのハルカス美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

「長谷寺の名宝と十一面観音の信仰」に行ってきました

奈良の長谷寺にはよく行くが、このたびは現地に行っても見ることの出来ない仏様を拝してきた。特にこれまでお寺を出て公開されたことのなかった、本尊 十一面観音立像の脇侍である、頭上に龍飾りと唐冠を被った《難陀龍王立像》と、頭に冠飾りの《雨宝童子立像》を見ることができたのは貴重な体験であった。いずれも重要文化財である。

4.0

長谷寺の本尊両脇侍が史上初の降臨

白鳳時代から現代まで、人々の観音信仰の場として長谷寺があり、時代を超えて今見ても素晴らしいと思う仏像彫刻(観音様)や絹本着色の曼陀羅図(當麻曼陀羅)の数々でした。特に、本尊両脇侍の雨宝童子立像(運宗作:室町時代)の優しく聡明なお顔立ちの像と、難蛇龍王立像(舜慶作:鎌倉時代)の頭上に龍を乗せ力強く迫力のある像を間近に観られる機会は少ないので必見です。

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出展作品・関連画像IMAGES

重要文化財 難陀龍王立像 長谷寺蔵

重要文化財 雨宝童子立像 長谷寺蔵

長谷寺縁起絵巻 長谷寺蔵

長谷寺式十一面観音三尊像 長谷寺蔵

法華経のうち普門品 長谷寺蔵

国宝 銅板法華説相図 長谷寺蔵 画像提供 奈良国立博物館(撮影 森村 欣司)

重要文化財 不動明王坐像 長谷寺蔵

重要文化財 高雄曼荼羅図像 長谷寺蔵

十巻抄 長谷寺蔵

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