この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
イサム・ノグチのマスターピースとして知られる照明器具「あかり」。
1950年代に岐阜の伝統産業である提灯と出合って生まれたあかりは、その温かな光とモダンなデザインで、現代でも多くの人々に愛されています。
本展では、この「あかり」と、光と密接に関わる作品を制作する3名の作家による作品を展示します。
ガラス作家である高臣大介、水と光のインスタレーション作品を手がけ続けている佐々木秀明、日常のささやかな光をテーマにした作品を作る今村育子がそれぞれイサム・ノグチのあかりの空間とともに展示を行います。
冬の庭にともる温かな光と作家による清新な作品のコラボレーションをどうぞお楽しみください。
◆ 高臣 大介(たかとみ・だいすけ)
1973年千葉県生まれ。2000年東京ガラス工芸研究所研究科修了。2002年より洞爺湖町月浦を拠点として活動するガラス作家。宙吹きの方法で作られたガラスの美術作品を中心に制作活動を行っている。glass cafe gla_gla主宰。2012年には映画『しあわせのパン』(大泉洋、原田知世主演)に作品提供、2013年にはサッポロクラシックのCMで作品が使用された。
◆ 佐々木 秀明(ささき・ひであき)
1958年東京都生まれ。札幌市在住。筑波大学芸術専門学群総合造形コース卒業。1994年より水と光を使ったインスタレーション作品《雫を聴く》シリーズを発表している。主な個展に、「共振芸術空間2011 佐々木秀明展+アート5〈雫を聴く〉5週間」釧路芸術館(2011年)、「Droplets Garden」モエレ沼公園2013年などがある。平成25年度札幌文化奨励賞受賞。
◆ 今村 育子(いまむら・いくこ)
1978年札幌生まれ。日常の中にある些細な光景をモチーフにインスタレーション作品などを制作。訪れる者は一筋のほのかな明かり、かすかな音、影や気配など、仕掛けられた要素によって五感が揺さぶられ、遠い記憶や感情が呼び起こされる。主なグループ展に「ART OSAKA」ホテルグランヴィア大阪(2012)、「Living Art」札幌芸術の森美術館(2011)など。「JR ARTBOX 2014」優秀賞受賞。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2016年1月9日(土)~2016年3月6日(日)
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会場 | モエレ沼公園 Google Map |
展示室 | モエレ沼公園ガラスのピラミッド2Fスペース2 |
住所 | 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 (月曜が祝日の場合は翌平日休館)、1月26日(火)、2月16日(火) |
観覧料 | 無料
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TEL | 011-790-1231 |
URL | http://moerenumapark.jp/akari_2016/ |
モエレ沼公園の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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