この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
現代は膨大な視覚情報が溢れている時代です。それらを「見る」ための器具として欠かせないのが、「めがね」です。
視力を補うため装置であると同時に、「レンズ」もまた広義の「めがね」として、ミクロやマクロの世界を可視化したり、写真や映像となって、私たちに新しい世界観を提示してくれます。
また、「色めがね」「おめがねにかなう」などの言葉があるように、「めがね」 にはものを見る際のフィルターといった意味が付されることもあります。
本展では、江戸時代後期の日本に視覚の革命を起こした、西洋由来の遠近法やレンズを用いた「からくり」にはじまり、列車や飛行機といった近代交通機関がもたらした新しい視覚、戦後から現代に至る目覚ましいサイエンス、テクノロジーの発展とともに変貌してきた視覚表現の軌跡を追います。
あわせて、人類の普遍的な欲望である「秘められたものを見る」、 「見えないもの見る」ことの試みについても考察します。
本展は、「ロボットと美術」展(2010年度)、「美少女の美術史」展(2014年度)に続く「トリメガ研究所」企画の第3弾、最終章として「めがね」をキーワードに、江戸時代から現代までの「みること」に対する人々の飽くなき探求の営みをたどる視覚文化史展です。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年7月20日(金)~2018年9月2日(日)
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会場 | 青森県立美術館 Google Map |
住所 | 青森県青森市安田字近野185 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
会期中無休 |
観覧料 | 一般 1,500円(1,300円) 高大生 1,000円(800円) 小中学生 無料
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TEL | 017-783-3000 |
URL | http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/115/ |
青森県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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