この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
昨年6月、黒田清輝の油彩画「裸婦習作」の修復が完了しました。
アトリエの裸婦を描いたこの習作は、黒田がフランスでラファエル・コランに師事し、木炭画から油彩画へと進むことを許された1888年(明治21)1月以降、一年半前後のうちに描かれたものと考えられています。
黒田が洋画家として立つまでの道程を垣間見ることができる貴重な作品ですが、傷みが激しく、画面も不鮮明で鑑賞に支障を来すレベルでした。
付着した汚れの除去を主とした今回の修復を経て、本来の暖かみのある明るい色彩がよみがえり、外光派の特徴が鮮明に現れた画面となりました。
この“復活した裸婦像”のお披露目をメインに、菱田春草「秋野」、横山大観「耀八紘(はっこうにかがやく)」、速水御舟「牡丹」、安田靫彦「風神雷神」など、遠山記念館が所蔵する日本の近代絵画から優品を選りすぐって展観します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年5月19日(土)~2018年7月1日(日)
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会場 | 遠山記念館 Google Map |
住所 | 埼玉県比企郡川島町白井沼675 |
時間 | 10:00~16:30 (最終入場時間 16:00) |
休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝祭日の場合は開館、翌日休館 ※その他休館日は公式サイトの休館日情報をご確認ください |
観覧料 | 大人 700円(団体20人以上560円) 学生500円(団体20人以上400円) 中学生以下は無料 |
TEL | 049-297-0007 |
URL | https://www.e-kinenkan.com/index.html |
遠山記念館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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