この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
鹿追町立神田日勝記念美術館の開館25周年を記念して、神田日勝(1937-1970)の代表作《室内風景》(1970年、北海道立近代美術館蔵)が5年ぶりに鹿追に帰ってきます。
このたびの記念展は、日勝の画業の集大成とされる《室内風景》を巡って、その作品誕生への軌跡や影響関係をたどるとともに、神田日勝記念美術館25年の歩みを振り返る機会となります。
今回の試みとして、神田日勝が室内や家屋を描いた作品の系譜に着目し、画業初期の《家》(1960年)や《飯場の風景》(1963年)から、中期の「画室」連作、そして最晩年の《室内風景》へといたる軌跡をたどります。
また本展では、菅前館長(2016年逝去)長年の調査で存在が判明した海老原暎(1942- )の作品《1969年3月30日》(1969年)を、初めて《室内風景》とともに展示できることになりました。
本作は《室内風景》の制作プロセスに関して重要な手がかりを示す作品であり、このたびの比較展示の実現により、その影響関係を目の当たりにすることとなるでしょう。
観る者の心をとらえて離さない《室内風景》の魅力は、神田日勝記念美術館でも開館以来の25年間、折に触れて語られ、論じられてきました。その変遷とともに「これまで」を振り返りつつ、まもなく迎える没後50年の新たな節目を控えた今ここから、神田日勝芸術の「これから」のあるべき姿を皆様とともに考える場としたいと思います。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年6月12日(火)~2018年9月2日(日)
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会場 | 神田日勝記念美術館 Google Map |
住所 | 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※ただし7/16は祝日のため開館し、翌7/17に休館 |
観覧料 | 一般 520円(460円) 高校生 320円(260円) 小中学生 210円(150円) 福原記念美術館との共通入館券 一般 600円 高校生 300円 小中学生 200円
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TEL | 0156-66-1555 |
URL | https://kandanissho.com/ |
神田日勝記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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