5.0
ついに閉館
明日でついに閉館となる名古屋ボストン美術館ですが、最後の記念に訪れようという人が非常に多く午前中から100人ほどの入場待機列ができておりなかなか大変でした。
ハピネスというテーマに沿っで幸福な日常風景やめでたいモチーフが多く見ごたえがありました。
閉館後も施設は展示目的で運用されていく方針とのことなので、今後の動向に注目したいです。
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「幸せ」ってどんなもの?――その答えは国や文化、個人によって違うかもしれません。しかし「幸せ」を求めていく姿勢に古今東西で違いはないのではないでしょうか。
本展覧会では、幸せを求めてきた人間の営みを様々な視点でとらえつつ、これまでの展覧会でおなじみの懐かしい作品や、今までご紹介する機会のなかった名古屋ボストン美術館初出品の作品を、洋の東西を問わず幅広く紹介します。
中でも見逃せない作品が曾我蕭白の《琴棋書画図(きんきしょがず)》。文人が嗜む四つの楽しみ(琴・囲碁・書・画)を画題に、蕭白らしい闊達な筆遣いで個性豊かな人物たちの様子を描く水墨画です。
ボストン美術館に屏風仕立てで収蔵されていたものを、オリジナルの襖の状態に修復して公開します。
日常における幸せ、100年前のボストニアンたちが夢見た桃源郷(ユートピア)、現代アートにみる幸せの表現…展覧会を巡りながら、ご自身の「幸せ」に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
会期 |
2018年7月24日(火)~2018年10月8日(月・祝)
|
---|---|
会場 | 名古屋ボストン美術館 Google Map |
住所 | 愛知県名古屋市中区金山町一丁目1番1号 |
時間 |
10:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
|
休館日 |
月曜日 月曜日が祝日の場合は翌平日 ※8月13日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) 高大生 900円(700円) 中学生以下 無料 ※平日17:00以降の高校生は無料 ※( )内は前売/団体20名様以上、および平日17:00以降の割引入館料金 ※展覧会によって料金が異なる場合があります ※学生の方は証明書要提示
|
TEL | 052-684-0101 |
URL | http://www.nagoya-boston.or.jp/index.html |
割引券 | http://www.nagoya-boston.or.jp/information/guide/ticket.html |
5.0
明日でついに閉館となる名古屋ボストン美術館ですが、最後の記念に訪れようという人が非常に多く午前中から100人ほどの入場待機列ができておりなかなか大変でした。
ハピネスというテーマに沿っで幸福な日常風景やめでたいモチーフが多く見ごたえがありました。
閉館後も施設は展示目的で運用されていく方針とのことなので、今後の動向に注目したいです。
4.0
10月8日をもって20年の歴史に幕を下ろす名古屋ボストン美術館。有終の美を飾る展覧会の名は「ハピネス」。ラストにふさわしい、幸せに満ちた最終展でした。
ブーグローの「兄弟愛」や、ルノワールの「ガンジー島の海辺の子どもたち」など、愛らしく温かい幸せの前では思わず微笑み、白衣観音像にホッと和んだり。曾我蕭白の大作では、高度で知的な幸を感じ、幸せのかたちは実に様々で深いものだと強く思いました。そしてジムダインのハートで締めくくり、色鮮やかなハートが心に流れこんで、とても幸せな気持ちでボストン美術館に別れを告げることが出来ました。
平成の世も間もなく終わりとなりますが、今回の展覧会で受けとめた気持ちを忘れることなく、小さな幸せを見つけながら、新しい世も頑張って生きたいと思います。
5.0
ボストン美術館が20年前に開館して今年の10月8日をもって閉館となることを知ったのは前回訪問した「吉田 博」展のときでした。まさかまだ新しい美術館なのにどうして、そう思わせるほど20年というのは短いものなのです。そして今回の「ハピネス~明日の幸せを求めて」が最後となり、その最後をしっかり目に焼き付けようと今回の展示を楽しみました。6つのハピネスを見つけることが美術館からの提案でしたのでその6つを私は見つけられたのか。愛・自然・願い・夢・平和・アートこれらはすぐに見つけることができました。母が見る子への眼差し、子供たちが乗ったであろうメリーゴーランドの豚、江戸時代の風景にもそこらじゅうに見つけることができました。そして私の今回の目的は息子の美術の宿題をさせるためでしたが、とてもよい展示をみせることができきっと息子の感想文もいいものが書けそうだと思っております。残り少ない時間ではありますが、足を運ぶ価値のあるものとはこの展示だと思います。10月8日を最後にボストン美術館に感謝の気持ちでさようならです。
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