この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
この展示では、絵画や工芸品の中に見られる文様や意匠が持つ、時代を超えた魅力を紹介します。
[重要美術品]袈裟襷文銅鐸(伝奈良県添上郡櫟本村出土)や[重要美術品]須恵器 脚付鳥蓋壺など、はるか昔に作られた物の姿や図柄にも、現代の私たちは新鮮な印象を覚えます。
「未来につなぐ 和の意匠(デザイン)力」
展示品目録はこちらから
その大らかで平明な姿には、日本人が共有する造形感覚の原点があるようです。また、「あわれ」「わび・さび」といった情趣からは、[重要美術品]芒蒔絵棚など、移ろいゆくものをモチーフに選び、余白の静寂を愛おしむ作品が生まれました。
そして、[重要文化財]三十三間堂通矢図屏風や[重要文化財]花鳥蒔絵螺鈿洋櫃(付属籐編外櫃)などに感じられる華やかな気分には、祭礼・遊楽の折々に抱く感興に通じるものがあります。
それぞれの時代の日本人の感性が生み出した文様や意匠は、歴史の中で繰り返し用いられ、様々な美術工芸品の上に形を変えて親しまれてきました。今、私たちが眼にする美術工芸品の意匠もまた、未来の文化を生み出す財産となって活かされることでしょう。
本展では、こうした「平明」「静寂」「遊楽」の三つの観点から作品を選び、未来につなぐ和の意匠(デザイン)力を示してみたいと思います。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年3月24日(土)~2018年5月6日(日)
|
---|---|
会場 | 逸翁美術館 Google Map |
住所 | 大阪府池田市栄本町12-27 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※ただし、4月30日(月)は開館 5月1日(火)は休館 |
観覧料 | 一般 700円 大・高生 500円 中・小生以下無料 シニア(65歳以上)500円
|
TEL | 072-751-3865 |
URL | http://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/exhibition/1522/ |
逸翁美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
大阪府で開催中の展覧会