この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
「天の美禄」「百薬の長」と称えられる酒。婚礼や宴といった祝いや別れの席、また日々の暮らしのなかなど、人生のさまざまな場面で酒が酌まれ、盃が交わされます。
古くから東洋では、酒は神に捧げ、神と人とをつなぐための神聖なものとされ、それを盛る荘重な酒器もまた祭や儀式の中で重要な役割を果たしてきました。やがて飲酒の普及にともない、四季折々の風情やもてなしの趣向にあわせた多彩な酒器が生み出されました。
本展では、酒を盛る・注ぐ・酌み交わすうつわ、そして酒を呑む人びとをテーマに、およそ3000年前の中国古代から江戸時代末期まで、中国・朝鮮・日本の豊かな酒器の世界と酒をめぐる美術を紹介します。
うららかな春の陽気のなかで酒器の美に酔ってみませんか?!
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年4月24日(火)~2018年6月17日(日)
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会場 |
静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)
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住所 | 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 ※ただし、4月30日は開館 5月1日(火) |
観覧料 | 一般 1,000円 大高生 700円(20名以上団体割引) 中学生以下無料 |
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.seikado.or.jp/ |
静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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