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ふたりのチャペックさん
ご兄弟で作家活動をしていたことを始めて知りました。
お兄さんがキュビスムで、また、ちょっとちがった味の油彩やデッサンもあり、弟さんのとったワンコの写真もかわいらしくで楽しめました。
紅茶店のあの、ミツバチのイラストのようなかわいいものもたくさんあり、おとなもなかなか楽しめる展覧会でした。
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20世紀初頭から活躍した、中欧チェコの芸術家、兄ヨゼフ・チャペック(1887-1945)と弟カレル・チャペック(1890-1938)の兄弟。
ヨゼフはキュビスムの画家として数々の作品を発表し、それにとどまらずカレルの著書の装丁を手がけ、また自身も多くの著作を遺しました。
また、カレルは文筆家として、第二次世界大戦前の不安定な社会において、多くの新聞記事、戯曲、旅行記、批評などを発表しました。
二人は戯曲などを多数共同制作し、中でも1920年発表の戯曲『R.U.R.』の創作にあたり、「ロボット」という言葉を生み出したことで知られています。
二人は子どもをテーマにした作品も多く発表しています。ヨゼフが挿絵を手がけた童話『長い長いお医者さんの話』、カレルが愛犬「ダーシェンカ」を写真とイラストで紹介した本など、日本でも有名な作品が挙げられます。
本展は、二人の故国チェコにある世界遺産都市クトナー・ホラーに開館した、現代美術館GASKで開催された展覧会を基に、子どもの心を持ち続けた兄弟の作品を、その生涯とともに紹介するものです。
| 会期 |
2018年4月7日(土)~2018年5月27日(日)
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|---|---|
| 会場 |
渋谷区立松濤美術館
|
| 住所 | 東京都渋谷区松濤2-14-14 |
| 時間 |
10:00~18:00
|
| 休館日 |
4月9日(月)、16日(月)、23日(月) 5月7日(月)、14日(月)、21日(月) |
| 観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大学生 800円(640円) 高校生・60歳以上 500円(400円) 小中学生 100円(80円)
|
| TEL | 03-3465-9421 |
| URL | http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/177capek/ |
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ご兄弟で作家活動をしていたことを始めて知りました。
お兄さんがキュビスムで、また、ちょっとちがった味の油彩やデッサンもあり、弟さんのとったワンコの写真もかわいらしくで楽しめました。
紅茶店のあの、ミツバチのイラストのようなかわいいものもたくさんあり、おとなもなかなか楽しめる展覧会でした。
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ヨゼフ・チャペック《ボールで遊ぶ二人の少年》1928年 油彩、カンヴァス
ヨゼフ・チャペック《花を持つ少女》1934年 油彩、カンヴァス
ヨゼフ・チャペック《箱を持つ少女》1930年代 パステル、紙
ヨゼフ・チャペック『こいぬとこねこは愉快な仲間』原画 1929年 インク、紙 スロヴァキア国立美術館
カレル・チャペック『ダーシェンカ』写真 1932年 チェコ国立文学館
築地小劇場「人造人間」ポスター 1924年(大正13) プラハ10区 カレル作『R.U.R.』が日本で上演されたときのもの
カレル・チャペック《ミンダと散歩するカレル・チャペック》1926-30年 鉛筆、インク、紙、プラハ10区
ヨゼフ・チャペック『ふしぎ猫プドレンカ』原画 1929年 インク、紙
兄ヨゼフ(右)と弟カレル(左)