この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
香雪美術館は朝日新聞の創立者、村山龍平(1850~1933、号香雪)が集めた美術工芸品を収蔵し、昭和48(1973)年に開館しました。
コレクションは武具・仏教美術から書画・茶道具に至る、日本・東洋古美術の各ジャンルを網羅し、重要文化財19点・重要美術品23点を数えます。
龍平の美術品収集は父守雄の影響もあって、まず刀剣から始まりました。伊勢国田丸藩(現在の三重県度会郡玉城町)の藩士の家の出身で、青年時代には伊勢の刀匠を訪ね歩き、京都や大阪の刀剣鑑定会には必ず出席し、時には刀剣屋にも出向くほどでした。
特に古刀を好み、当初の状態を留めた「その時代そのままのもの」を重視し、「地鉄」と「姿」にこだわったといわれます。良品を見分ける眼は非常に鋭く、彫りの重厚なものを愛好しました。
本展では、重要文化財「太刀 銘正恒【まさつね】」(鎌倉時代)や、重要美術品「太刀 銘江州甘呂俊長【ごうしゅうかんろとしなが】」(南北朝時代)、などの村山龍平コレクションの刀剣、甲冑の名品を、京都国立博物館所蔵の作品と併せて紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年3月1日(木)~2018年4月8日(日)
※施設の改築工事に伴い、長期休館中です。展覧会活動は、中之島香雪美術館(大阪市北区)にて継続中です。
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会場 | 香雪美術館 Google Map |
住所 | 兵庫県神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1 |
休館日 |
月曜日 ※ただし月曜日が休日の場合は翌日が休館 |
観覧料 | 一般 700円(550円) 大高生 450円(350円) 中学生以下 無料
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TEL | 078-841-0652 |
URL | http://www.kosetsu-museum.or.jp/mikage/exhibition/ |
香雪美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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