集え!英雄豪傑たち

横須賀美術館

  • 開催期間:2018年4月28日(土)~2018年6月17日(日)
  • クリップ数:4 件
  • 感想・評価:2 件
集え!英雄豪傑たち 横須賀美術館-1
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集え!英雄豪傑たち 横須賀美術館-3
集え!英雄豪傑たち 横須賀美術館-4
集え!英雄豪傑たち 横須賀美術館-5
集え!英雄豪傑たち 横須賀美術館-6
歌川国芳 《川中嶌百勇将戦之内 明将武田晴信入道信玄》 天保14~弘化4(1843~47)年頃 額縁のタカハシ (後期展示)
小堀鞆音 《武士》 明治42(1909)年 東京藝術大学 (前期展示)
鈴木松年 《八岐大蛇退治図》 明治4(1871)年 京都府(京都府京都文化博物館管理) (後期展示)
松岡映丘 《屋島の義経》 昭和4(1929)年 東京国立近代美術館 (後期展示)
菊池契月 《経政》 大正15(1926)年 京都市美術館 (前期展示)
野口哲哉 《The gradation -河津伊豆守佑邦像-》 平成26(2014)年 個人蔵
集え!英雄豪傑たち 横須賀美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

数々の伝説や武勇伝を残す神話や歴史上の英雄豪傑たち。彼らの英雄譚は、多くの人々に語り読み継がれ、老若男女誰しもがその活躍に胸を躍らせてきました。これらは、能や歌舞伎の題材ともなり日本の芸術文化のなかで大きな位置を占めています。

美術の世界においても、古くより芸術家たちが挑戦してきた画題であり、江戸後期には、浮世絵の武者絵が爆発的な人気を呼び、多くの作品が生まれました。

明治に入ると彼らの姿は、民族的な意識を高めるため、「歴史画」という新たな絵画ジャンルへと組み込まれ、その後、大正を経て戦争の気運が強まるなかで、その意義や性格を変えていきます。

本展では、江戸の浮世絵に描かれた武者絵から近代日本画の歴史画を中心に現代作家まで、作家独自のストーリーや人物解釈などによって表された、英雄豪傑たち約120点をご覧いただきます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年4月28日(土)~2018年6月17日(日)
  • 前期4/28(土)~5/24(木)
    後期5/25(金)~6/17(日)
    ※会期中展示替えを行います
会場 横須賀美術館 Google Map
住所 神奈川県横須賀市鴨居4-1
時間 10:00~18:00
休館日 5月7日(月)、6月4日(月)
観覧料 一般 900円(720円)
高大生・65歳以上700円(560円)
中学生以下無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高校生(市内在住または在学に限る)は無料
    ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と介助される方1名は無料
    ※リピート割 本展の半券提示で2回目以降500円でご覧いただけます。(他の割引と併用不可)
TEL046-845-1211
URLhttps://www.yokosuka-moa.jp/

横須賀美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

横須賀美術館 横須賀美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

「集え!英雄豪傑たち」を鑑賞して来ました。

6月2日に「集え!英雄豪傑たち」を鑑賞して来ました。
天気も良く、青い海が綺麗に見える横須賀美術館はアジサイも見ごろでした。
天気も良く、清々しい気候のためか、レストランは流石に混んでいましたが、展覧会はさほど混雑してはいませんでした。江戸時代のヒーローたちを描いた木版画、神々の姿を描いた絵画、上杉景勝の甲冑、野口哲哉の作品等、120点もの作品が展示してありました。私の中で印象に残った作品は、鈴木松年の「神武天皇」、河鍋暁斎の「神武帝図」、大浦玉陽の「弟橘媛投身之図」です。この3つの作品はどれも激しく、素早い動きを感じる作品でした。3つ目の作品は横須賀美術館近くの走水神社に伝わる海神の怒りを鎮めようとオトタチバナヒメが海に身を投じる悲しい話ですが、オトタチバナヒメが入水する瞬間を髪の毛が逆立ちからもスピード感あふれ、水しぶきも激しく描写されています。
常設展も鑑賞し、金沢重治の「夏の山門」はお気に入りとなりました。聞くところによると、横須賀美術館の常設展の人気アンケートでも、ベスト5に入っているそうです。1.3m×1.3mの大きな油彩画ですが、暫し、足を留めて観ていました。空も海もスッキリした青々しさで、心落ち着く、気持ちの良い一日でした。皆さんも是非、横須賀美術館へ。

5.0

横須賀まで行く価値がある

横須賀美術館単独の開催だが、素晴らしい。
江戸期の武者絵から現代まで、所狭しと作品が。
個人的には、川端龍子の大作と、川村清雄の作品が観られだのが嬉しい。
横須賀での開催ということで、横須賀ゆかりの武者、三浦義明を取り上げたり、ヤマトタケルとオトタチバナヒメの神話を取り上げたりするのも面白い。
最後は、野口哲哉で締めるが、図録に自ら解説を書くという丁寧ぶりもいい。

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歌川国芳 《川中嶌百勇将戦之内 明将武田晴信入道信玄》 天保14~弘化4(1843~47)年頃 額縁のタカハシ (後期展示)

小堀鞆音 《武士》 明治42(1909)年 東京藝術大学 (前期展示)

鈴木松年 《八岐大蛇退治図》 明治4(1871)年 京都府(京都府京都文化博物館管理) (後期展示)

松岡映丘 《屋島の義経》 昭和4(1929)年 東京国立近代美術館 (後期展示)

菊池契月 《経政》 大正15(1926)年 京都市美術館 (前期展示)

野口哲哉 《The gradation -河津伊豆守佑邦像-》 平成26(2014)年 個人蔵

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