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春の江戸絵画まつり リアル 最大の奇抜

府中市美術館

  • 開催期間:
  • 開催ステータス:会期終了
  • クリップ:6 件
  • 感想:2 件
江戸中期以降、応挙や司馬江漢ら様々な画家が、思い思いに手法を考え、迫真的に表すことから生まれる未知の絵画の魅力を探る
リアルに描くことは美術の基本……そう考えている人は少なくありません。明治時代の欧化政策を背景に、近代以降、西洋の画法をあらゆる美術の基本とする考え方が日本に定着したからでしょう。 しかしそれ…Read More
  • ※クリップとは?

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

リアルに描くことは美術の基本……そう考えている人は少なくありません。明治時代の欧化政策を背景に、近代以降、西洋の画法をあらゆる美術の基本とする考え方が日本に定着したからでしょう。

しかしそれは、言うまでもなく近代の話であり、きわめて限られた「リアル」のあり方です。古くからの日本の絵画を思い浮かべてみてください。迫真性にこだわらない、純粋な色や形そのものから醸し出される美しさは、日本絵画の大きな魅力だったのです。

江戸時代になると、そんな日本の絵画の「美しいものづくり」のうえでは必要とされなかった、あるいは意識外だったことを追及する画家が現れます。その一人が円山応挙です。応挙は、徹底した「リアル」の画家です。目に映るありさまを冷静に分析して画面に表してみる、いわば既成の美の手段を破壊した創作者でした。

「画を求めるなら自分に、図を求めるなら円山応挙に頼めばよい」。これは、今日「奇想の画家」と呼ばれる曽我蕭白が語ったと伝えられる言葉です。人気の応挙を向こうに回し、個性で勝負する蕭白の意気を示すものとして、よく知られています。

しかし、蕭白といえば、中世以来の禅画の創作精神をも汲む画家です。見方を変えれば、旧来の芸術観をもつ蕭白にとって、科学的な目や技術から新しい絵づくりを試みた応挙の作品は、もはや別世界のものだったのかもしれません。たとえこの言葉が蕭白自身のものではなかったとしても、当時の人々の「リアル」に対する一つの受け取り方を示す、非常に興味深い内容ではないでしょうか。

江戸時代中期以降、応挙や江戸の司馬江漢ら、さまざまな画家たちが、思い思いに手法を考え、迫真的に表すことから生まれる未知の絵画の魅力を探っています。西洋絵画を目標にした明治以降とは違い、彼らの作品は、見た目も技法も多様です。また、それまでの「絵画の美とはこうあるべきだ」という考えや美意識と葛藤する様子、あるいは融合を試みる様子もみられます。

ともすると近代の先駆けとみなされることの多い江戸時代の「リアル」ですが、本展ではそのようなことに縛られずに、むしろそれを疑いつつ、作品に向き合いたいと思います。未知の領域に挑む画家たちの、濃密で素晴らしい創作の数々を、ぜひご覧ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期
  • ※作品の展示替えを行います。全作品ではありませんが、大幅な展示替えを行います。
    前期 3月10日(土)~4月8日(日)
    後期 4月10日(火)~5月6日(日)
会場府中市美術館 [MAP]
住所 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
時間 10:00〜17:00(最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
ただし4月30日(月)は開館
観覧料 一般 700円(560円)
高校生・大学生 350円(280円)
小学生・中学生 150円(120円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料
    ※常設展も観覧できます
    ※府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料
    ※2度目は半額!観覧券をお求めいただくと、2度目は半額になる割引券が付いています(本展1回限り有効)
TEL03−5777–8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

府中市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

府中市美術館 府中市美術館

感想・評価REVIEWS

name

日本のリアルを考え直す展覧会

4

毎年恒例の府中美術館の江戸絵画特集、今年はリアルをテーマに作品を展示しています。
が。
が、これってリアル?という気持ちになります。
だってさ、ちっとも本物らしくない。人物も風景も、動物も魚も、本物に見えないよね。それこそ、「最大の奇抜」という展示会名の示すように、奇妙なのであります。
遠近法がない、寸法がヘン、光がどこからあたっているのかわからない。
しかしながら、その物差しは西洋近代海外の物差しで、それを江戸日本絵画に当てはめてはかることがそもそも間違っているのかもしれません。
もっと言えば、西洋近代絵画だって、あれがそのままリアルかというと、本物らしくない絵はいくらでもあります。絵は実物とは違うのです。リアルとは、現実のとらえ方のことなのです。だから本物とは似ていなくても、「リアル」です。
ここでは、本物と似ている似ていないではなく、日本絵画の現実のとらえ方を見ていったほうがいい。日本人はこんなふうに現実をとらえて、それを画面に定着させていったのだということこそ大事なのでしょう。大袈裟に言えば我々の自然観や世界観がこここにはあります。
つくづく思うことは、江戸がずっと鎖国を続け、西洋絵画の技法が入ってこなかったら、日本の美術はどんなふうに発達したのか。どんなリアリズム海外が生まれていたのかということです。
われわれの知る「リアル」とはなにかを今一度考させる展覧会です。

BY honneko

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name

日本画のお好きな方に

5

司馬江漢など有名な方の作品だけでなく、あまり知られていないような日本画家さんの作品も多々あり、またそれとてもかわいかったり、細かい描写だったりと個性にあふれていて面白いです。
動物をえがいた作品が多めなので、動物好きな方にもオススメ。
後期も展示替えが楽しみな展覧会です。

BY sasaneko0211

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