4.0
路地裏、銘酒屋、ぬけられます
面長、おちょぼ口の色っぽい女性。路地裏、銘酒屋、ぬけられます、・・・
滝田ゆうの描く世界に惹かれて玉の井あたりをうろついたことがありましたっけ。今ではすっかり失われた昭和の風情を描き留めて、ほとんどメルヘンの世界。。
細部まで丹念に描く一方で、水彩絵具の色合いもあいまって絵に漂うのは情緒。滝田ゆうの画業を、貸本漫画家時代から順に展示、ファンとしては、あの世界を堪能できる展示会です。
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「げんまいパ~ンのホヤホヤァ~ン」。
できたての温かい玄米パンを売るおじさんの声が響くのは、戦前の東京下町・向島区の寺島町。色街として知られた「玉の井」は、漫画家・滝田ゆう(1931~1990)が生まれ育った故郷です。
貸本漫画家を経て、1968年より『月刊漫画ガロ』に連載した「寺島町奇譚」シリーズが絶賛された滝田は、その後も温かく柔らかなタッチによる作品を発表し、人気を博しました。
本展では、連載開始から50年となる「寺島町奇譚」の原画の他、戦前・戦中の東京下町の風俗が綿密に描きこまれたカラーイラストや「泥鰌庵閑話」の原画、関連資料などを多数紹介。
そこにあるのは戦禍で失われた裏通りの庶民の日常と、情感豊かに描かれた切なく懐かしい町の面影……。人々の心に優しく染みわたる、滝田の記憶の風景が鮮やかに浮かび上がります。
会期 |
2018年1月3日(水)~2018年3月25日(日)
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会場 | 弥生美術館 Google Map |
住所 | 東京都文京区弥生2-4-3 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ただし、1月8日・2月12日(月祝)開館 1月9日・2月13日(火)休館 |
観覧料 | 一般 900円 大・高生 800円 中・小生 400円
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TEL | 03-3812-0012 |
URL | https://www.yayoi-yumeji-museum.jp |
4.0
面長、おちょぼ口の色っぽい女性。路地裏、銘酒屋、ぬけられます、・・・
滝田ゆうの描く世界に惹かれて玉の井あたりをうろついたことがありましたっけ。今ではすっかり失われた昭和の風情を描き留めて、ほとんどメルヘンの世界。。
細部まで丹念に描く一方で、水彩絵具の色合いもあいまって絵に漂うのは情緒。滝田ゆうの画業を、貸本漫画家時代から順に展示、ファンとしては、あの世界を堪能できる展示会です。
5.0
滝田さんのイラストはよくお見かけするのですが、子供時代の思い出を描いたこのシリーズが本当に暖かくて、幸せになります。
火事で亡くなってしまった懐かしい風景を思いながら描かれたという、子供時代への郷愁がみていると響いてきます。自分は知らないような古時代のものですが、なんとなく懐かしい気持ちになりました。
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