この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
平成29年度第2期常設展では、第1期に引き続き、神田日勝の初期の頃からのデッサンを紹介します。
神田日勝は1932年に東京の練馬で生まれ、戦時疎開のため1945年8月に家族とともに北海道十勝、鹿追に移住しました。開拓農家の息子として幼い頃から馬耕に親しみ、家業を継いだのち19歳から32歳で病没するまで、農業と並行して独学で油彩画制作を行い、独立展(独立美術協会)などで作品を発表しました。
神田日勝が遺したデッサンは現在250点程確認できており、そのほとんどは遺族が所蔵する8冊のデッサン帳に収録されています。それらのデッサンには油彩画には描かれなかった画題や、当時画家が関心を向けていた物事が数多く描かれており、作品のイメージが形成されていくプロセスをうかがい知ることができます。
本展では、遺族の協力のもと特別にデッサン帳を公開し、神田日勝記念美術館が所蔵する《牛》や《画室C》などの油彩画と併せて展示することで、デッサンに遺る画家の手の痕跡・思考の痕跡から創造の軌跡を辿ります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2017年11月21日(火)~2018年4月22日(日) |
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会場 | 神田日勝記念美術館 Google Map |
住所 | 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※祝日の場合は開館、祝日の翌日閉館(土日の場合は開館) |
観覧料 | 一般 520円(460円) 高校生 310円(260円) 小中学生 210円(150円)
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TEL | 0156-66-1555 |
URL | https://kandanissho.com/ |
神田日勝記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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