この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
豊饒な日本の文化を背景に、高度な技術を惜しみなく注がれて発展してきた伝統工芸は、現在では美術館の展示として接する機会の方が多いかもしれません。
しかしその本質は、日々の生活をより豊かに彩るためのものであり、同時に心を慰め、時には高揚させる、鑑賞の対象でもありました。
こうした工芸の本質と魅力をいま一度再確認するため、重要無形文化財保持者をはじめとする伝統工芸作家で組織された公益社団法人日本工芸会に所属する作家約40名の「用と美」を備えた伝統工芸の展観を企画しました。
伝統工芸の素材や技法は、陶磁、染織、漆芸など、多岐にわたっています。本展では現代の生活に起伏を与える視点から、食器、酒器、茶道具など、暮らしの中の伝統工芸をテーマとして、多彩な作品約60点を展観します。
◆主な出品作家
前田昭博(陶芸・重要無形文化財保持者)
14代今泉今右衛門(陶芸・重要無形文化財保持者)
福島善三(陶芸・重要無形文化財保持者)
中澤英髙(染織)
小宮康正(染織)
室瀬和美(漆芸・重要無形文化財保持者)
田口義明(漆芸)
北村眞一(金工)
前田宏智(金工)
藤沼 昇(竹工・重要無形文化財保持者)
村山 明(木工・重要無形文化財保持者)
須田賢司(木工・重要無形文化財保持者)
岩瀬なほみ(人形)
中村信喬(人形)
白幡 明(ガラス)
雨宮弥太郎(硯)
中村佳睦(截金)
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年12月16日(土)~2018年1月23日(火)
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会場 | MOA美術館 Google Map |
住所 | 静岡県熱海市桃山町26-2 |
時間 | 9:30~16:30 (最終入場時間 16:00) |
休館日 |
木曜日 ※祝日は開館 平成29年12月11日(月)~15日(金) 12月21日(木)、12月28日(木) 平成30年1月4日(木)、5日(金)、 1月9日(火)~12日(金) |
観覧料 | 一般 1,600円(1,300円) 高大生 1,000円(700円)・要学生証 中学生以下無料 65才以上 1,400円・要身分証明
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TEL | 0557-84-2511 |
URL | https://www.moaart.or.jp/ |
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