所蔵作品展 日本の工芸ー自然を愛でるー

国立工芸館

  • 開催期間:2017年12月1日(金)~2018年2月18日(日)
  • クリップ数:2 件
  • 感想・評価:1 件
所蔵作品展 日本の工芸ー自然を愛でるー 国立工芸館-1
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板谷波山《氷華彩磁唐花文花瓶》1929年頃 個人蔵
赤塚自得《常緑蒔絵料紙硯箱》1926~1936年頃 東京国立近代美術館蔵/個人蔵
室瀬和美《老松蒔絵棗》2008年 東京国立近代美術館蔵
三代宮永東山《山中暦日なし》1992年 東京国立近代美術館蔵
森口華弘《友禅訪問着 桂垣》1972年 東京国立近代美術館蔵
髙橋節郎《森響》2002年 東京国立近代美術館蔵
須田賢司《楓造拭漆嵌装箱 湖上月夜》2001年 東京国立近代美術館蔵
杉浦康益《陶の博物誌ーボタンの花》2017年 個人蔵
海野清《獅子牡丹彫金円形小筥》1924年 東京国立近代美術館蔵
所蔵作品展 日本の工芸ー自然を愛でるー 国立工芸館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日本では、自然の移ろいゆく情景や風光の美しさに育まれた特有の自然観をうかがわせる多様な工芸が、暮らしを彩り日々の生活環境を装っています。

無釉や単色の陶磁と色絵、染めと織り、漆塗りと蒔絵、金属の鋳込みと彫金、また天然の特質を活かす木竹など、素材を駆使して優れたわざを開発してきました。

そうすることで自然にある美を感じとりかたちとして描写しています。いうなら日本の工芸は、自然を愛でることを主要な表題とし、時代に即した固有の表現芸術として発展してきました。厳しくも豊かな自然のなかで生きる私たちの生命観を反映したものでもあり、その文化は美しい日本の伝統を表しています。

板谷波山(陶)、森口華弘(染)、赤塚自得と髙橋節郎、室瀬和美(漆)、海野清(彫金)は自然の事象を自らの表現で描きました。十二代三輪休雪や杉浦康益(陶)、藤田喬平(ガラス)、増村紀一郎(漆)は自然の形象の内に自らの創意を表しました。鈴木治と宮永東山(陶)、古伏脇司(漆)、田辺陽太(竹)は自然の事象から感受した心情をオブジェとし、そして角偉三郎(漆)、氷見晃堂と須田賢司(木)、藤沼昇(竹)は素材そのものの美と詩情とを結びつけて造形を追及しています。

本展では、東京国立近代美術館工芸館が所蔵する近・現代の名品を主とした約120点を陳列して、自然を愛でる日本人の心が生み出した工芸の美を紹介します。

長寿の象徴である「老松」を蒔絵で描いた室瀬和美の棗など、新年を迎えるこの季節にあわせて、晩秋から冬の情景、そして早春らしいモチーフの作品が展示されます。

森口華弘の友禅のように描くことで自然を表した作品のほか、自然の中にある人の心象を表した三代宮永東山のオブジェ、作品のテーマとしての自然だけでなく、天然の素材としての魅力を味わえる須田賢司の木工の作品など、工芸ならではの自然の味わい方が紹介されます。

会場の一部では杉浦康益の「陶の花」の特別陳列や、作品を地水火風というテーマごとに見せる試みが行われます。

近・現代の名品を主とした日本の工芸約120点を陳列して、自然を愛でる日本人の心が生み出した工芸の美を紹介

開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年12月1日(金)~2018年2月18日(日)
  • 会期中(1月頃)染織作品の展示替えを行います。
会場 国立工芸館 Google Map
住所 石川県金沢市出羽町3-2
時間 9:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日 
(1月8日、2月12日は開館)、
年末年始(12月28日(木)~1月1日(月・祝))、1月9日(火)、2月13日(火)
観覧料 一般 250円(200円)
大学生130円(60円)
高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、友の会、賛助会員、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバー会員は本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込
    ※割引・無料には入館の際、学生証・運転免許証など年齢のわかるもの、会員証、社員証、障害者手帳をご提示ください
    ※12月3日(日)、1月2日(火)、1月7日(日)、2月4日(日)は無料観覧日
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.momat.go.jp/craft-museum

国立工芸館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

現代作家さんも明示工芸に負けてません

明治工芸のうつくしさや繊細さ、細かい日本人特有のあの工芸の技術はとても素晴らしく、近年評価も高いですが、現代作家さんも負けていません!伝統工芸を受け継ぎ、さらに現代的な感覚をあわせた作品がたくさんあり、みな美しく素晴らしかったです。
自分は大好きな陶芸作家さんの作品が見られた(ただ1点しか展示されていませんでしたが・・)だけでも十分に満足でしたが・・・(笑)

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板谷波山《氷華彩磁唐花文花瓶》1929年頃 個人蔵

赤塚自得《常緑蒔絵料紙硯箱》1926~1936年頃 東京国立近代美術館蔵/個人蔵

室瀬和美《老松蒔絵棗》2008年 東京国立近代美術館蔵

三代宮永東山《山中暦日なし》1992年 東京国立近代美術館蔵

森口華弘《友禅訪問着 桂垣》1972年 東京国立近代美術館蔵

髙橋節郎《森響》2002年 東京国立近代美術館蔵

須田賢司《楓造拭漆嵌装箱 湖上月夜》2001年 東京国立近代美術館蔵

杉浦康益《陶の博物誌ーボタンの花》2017年 個人蔵

海野清《獅子牡丹彫金円形小筥》1924年 東京国立近代美術館蔵

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