この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
今夏、“科学技術の発展によって新たに生まれる芸術表現”に着目した企画展「アートはサイエンス」を開催。今回の「アートはサイエンスⅡ」では再び科学と美術の結びつきを模索します。
20世紀初頭から戦後の前衛の時代には、科学技術が実験的な試みとして芸術作品の中に登場しました。今日の多様化した現代美術では作家の表現のひとつ、また技術の一環として当然のように科学技術が用いられています。
そして、科学技術の進歩と足並みを揃える形で美術の可能性も押し広げられてきました。
1973年にイギリスの芸術家ハロルド・コーエン(1928−2016)はロボット「アーロン」を生み、コンピューターによる描画実験を繰り返し行いました。
それは人間が生む線描や色彩という芸術表現を追求する試みであったのと同時に、コンピューターが自ら学び進化する、人工知能による創作でもありました。
また、実験音楽で知られるジョン・ケージ(1912−1992)はラジオを用いて曲を奏でる《ラジオ・ミュージック》(1958)やマイクロフォンの集音の特性を活かした《カートリッジ・ミュージック》(1960)など、機械とその性能を利用した前衛音楽作品を発表しました。
本展覧会では時に斬新に、時に奇妙にも感じられるこれらの作品を、固定概念を打ち壊し、常に新しいことに挑戦してきた芸術家たちが成し得た新時代の芸術として紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年10月7日(土)~2018年3月31日(土)
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会場 | 軽井沢ニューアートミュージアム Google Map |
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
火曜日 ※火曜日が祝日の場合、翌日休館 |
観覧料 | 一般 1,200円 65歳以上・高大生 900円 中・小生 600円
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TEL | 0267-46-8691 |
URL | https://knam.jp/ |
軽井沢ニューアートミュージアムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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