この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
「ぼくは絵をかくことで、自身の中のこどもをたしかめているのでしょう。」
小野木学(おのぎまなぶ 1924~1976)は、その人生の半分を練馬区で過ごした地域ゆかりの人物であり、練馬区立美術館所蔵作家の中で最も所蔵点数が多い画家です。
東京都豊島区に生まれた小野木は、旧制中学在学中に肺を病んだことから、23歳頃画家として生きる道を意識するようになりました。独学で絵画を学び、1953年自由美術展へ油彩画を初めて出品。以後自由美術展やアンデパンダン展などで活躍しました。
一方1960年代から児童書や絵本への挿絵の仕事も多く、1970年には『おんどりと二まいのきんか』(ポプラ社、1969年)ほかで第19回小学館絵画賞(現・小学館児童出版文化賞)を受賞。
現在も出版されている創作絵本『かたあしだちょうのエルフ』(ポプラ社、1970年)は、71年の青少年読書感想文全国コンクールにも選ばれています。これまでにも練馬区立美術館では、小野木の様々な仕事に焦点を当てた展覧会を開催してきましたが、今回は練馬区立美術館所蔵の挿絵や絵本原画を中心に展示し、その仕事を改めて問う試みです。
シンプルな鉛筆画や楽しげなコラージュ、絵具をたっぷりと使った挿絵や版画など、「ぼくの中のこどもがおもしろがって描いた」その多彩な表現をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年11月26日(日)~2018年2月11日(日・祝)
|
---|---|
会場 | 練馬区立美術館 Google Map |
住所 | 東京都練馬区貫井1-36-16 |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 ※ただし、1月8日(月・祝)は開館 翌1月9日(火)は休館 年末年始(12月29日~1月3日) |
観覧料 | 無料 |
TEL | 03-3577-1821 |
URL | https://www.neribun.or.jp/museum.html |
練馬区立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都練馬区で開催中の展覧会