5.0
写真のようで、写真ではない。
驚きの細密絵画の数々、素晴らしいです。一見、写真のようにも見えますが、画家の創作であったり、全体に焦点が合っていたり、絵画ならではの特徴も楽しむことができました。現役の方々が多く、ギャラリートークで解説をしていただいた際の、実際の芸術家のコメントが、とても興味深かったです。美術館の内部も、外観も見事でした。
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国 312 の美術館・博物館と 569 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
ホキ美術館は常時約150点の写実絵画を8つのギャラリーに展示しています。なかでも、地下2階のギャラリー8は黒い壁の展示室に大作が並び、みどころのひとつとなっています。
これらの大作は、ホキ美術館のオーナーである保木将夫が、美術館で多くの方に見ていただくためには画家に良い絵を制作してもらおうと、選ばれた画家に「私の代表作」といえる100号以上の大作を依頼し、美術館のために描きおろされた作品です。
この展示室は3年毎に展示替えをしており、今年11月に3回目の展示替えが行われます。第1回目はホキ美術館開館時の2010年11月に発表され、第2回目は2013年11月でした。
作家には1作品6メーターのスペースが与えられ、制作の依頼は3年ほど前に行われています。ギャラリー8には15点まで展示するスペースがありますが、よい作品が納められなかった場合は展示されません。
現在、ホキ美術館の所蔵作家は約50人で、所蔵は450作品ほどになります。その中でも選ばれた作家の大作ということで、現代の最新トレンドの写実作品をご覧いただけるギャラリーとなっています。
会期 |
2017年11月18日(土)~2018年5月20日(日)
|
---|---|
会場 |
ホキ美術館
![]() |
住所 | 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15 |
時間 | 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 |
火曜日 ※休館日の情報はこちらのカレンダーをご確認ください |
観覧料 | 一般 1800円 高校生・大学生・65歳以上 1300円 中学生 900円 小学生以下 無料(大人1人につき小学生2人まで)
|
TEL | 043-205-1500 |
URL | https://www.hoki-museum.jp/ |
5.0
驚きの細密絵画の数々、素晴らしいです。一見、写真のようにも見えますが、画家の創作であったり、全体に焦点が合っていたり、絵画ならではの特徴も楽しむことができました。現役の方々が多く、ギャラリートークで解説をしていただいた際の、実際の芸術家のコメントが、とても興味深かったです。美術館の内部も、外観も見事でした。
4.0
平日の開館時間とともに訪問。美術館を独り占めしたような贅沢な時間を過ごしました。作品は・・・筆と絵の具を用いて、そこに存在するかのような迫力のある作品が並んでおりました。写実が好きな方は見ごたえがあると思います。
私は、こだわり抜かれた建物に感動をいたしました。ふと地下からガラス越しに階段を眺めていたら、何と、片方の壁にしか階段がくっついておらず、一方が浮いている?!場所もありました。自然光を取り入れた展示室や、星のように天井に無数に散らばる照明などが素敵でした。
3.0
超写実絵画は人物画より風景画が圧巻。光と構図で現実を超えた存在感に引き込まれてしまう。人物は目の描き方が難しいようだ。その中で五味文彦の《YOUKO IV》は図抜けた存在感を放っていた。展示方法でガラスを被せないで展示してあるものは筆致がよくわかり面白かった。以前来訪した際は見学ツアーがあったが今回はなく残念。
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
千葉県で開催中の展覧会
小尾修《潮風》 2004年 ホキ美術館
野田弘志《「崇高なるもの」OP.6》2016年 ホキ美術館
羽田裕《初秋の桜島》 2017年 ホキ美術館
森本草介《アリエー川の流れ》 2013年 ホキ美術館
島村信之《朝霞》 2001年 ホキ美術館
大畑稔浩《陸に上った舟》 2010年 ホキ美術館
小尾修《雨上がり》 2000年 ホキ美術館
石黒賢一郎《SHAFT TOWER-Sepia(奔別)》 2016年 ホキ美術館