この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
一年を通じて少しずつ移ろいゆく季節。画家・清川泰次(1919-2000)は、独自の抽象的な表現で、季節のさまざまな情景を描きました。
静岡県浜松市に生まれた清川泰次は、慶應義塾大学在学中に油彩画を始めました。初期には具象的な作品を描いていましたが、「本当の絵画とはなにか?」を探求したいと1951年から3年間アメリカへ渡り、本格的に抽象表現へと移行します。約60年にわたり画歴を重ねるなかで、少しずつスタイルを変えながら、もののかたちを写すことに捉われない芸術を探求し続けました。
本展では、季節を主題とした作品を中心に、アメリカから帰国直後の1950年代後半から60年代初頭にかけて制作された油彩画10数点をご紹介します。この時期、清川は《早い夏》や《早春-56》をはじめ、複雑に交差する線や点、色彩豊かな色面を用いて季節を表現した作品を多く描きました。
アメリカで抽象表現主義に触れ、新たなスタイルの模索を始めた清川による、季節の情景をご覧ください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年8月5日(土)~2017年12月3日(日)
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会場 | 世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー Google Map |
住所 | 東京都世田谷区成城2-22-17 |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館 |
観覧料 | 一般 200円(160円) 高校・大学生 150円(120円) 小学・中学生 100円(80円) 65歳以上及び障害者の方 100円(80円)
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TEL | 03-3416-1202 |
URL | http://www.kiyokawataiji-annex.jp/ |
世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリーの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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