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EXHIBITION

向井潤吉1960's 民家遍歴

世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館

  • 開催期間:
  • 開催ステータス:開催中
日本の風景が変わりゆくことへの寂寥感をともないながら画業を決定づけていった、民家と向き合う“現場主義”の1960年代
向井潤吉(1901-1995)は、10代半ばより関西美術院にて洋画を学び、戦前には単身渡欧、戦中の従軍経験を経て、戦後より一貫して全国各地の民家を描き続けた画家です。平成29年度は、その画業を3期にわけ…Read More

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

向井潤吉(1901-1995)は、10代半ばより関西美術院にて洋画を学び、戦前には単身渡欧、戦中の従軍経験を経て、戦後より一貫して全国各地の民家を描き続けた画家です。平成29年度は、その画業を3期にわけて取り上げ、第2期にあたる本展では、1960年代の作品を中心にご紹介します。

「私の民家を扱う気持ちにも徐々と変移があった。むろん草屋根を主とする民家が興味と採集の中心目標だが、あまりに家のみに力点をおくと、何か設計図みたいな窮屈さと味気ない説明になりやすいので、むしろ家を大切にしながらも、その家をとり囲む風土風景を主とするようになってきたのである。」向井潤吉「民家遍旅」『中央公論』1968(昭和43)年12月号

この言葉のとおり、向井潤吉にとって1960年代は、民家を見つめ、これを描く姿勢を確立していく時期だったことがわかります。いっぽう、日本の社会は新幹線、高速道路などの交通網が整備され、大都市への人口流入が続き、さらに山間部ではダム建設などの影響から、集落そのものが姿を消していきました。各地の風土や暮らしに育まれてきた民家は徐々に姿を少なくし、向井は焦燥感をいだきながら、絵具箱を背負って列島を奔走したのです。

つねに現場にイーゼルを立て、民家と向き合う“現場主義”を貫いた向井潤吉が、民家を描くことに半生をささげようと心に定め、日本の風景が変わりゆくことへの寂寥感をともないながらも、自身の画業を決定づけていったのが、この1960年代だったのでしょう。

本展では、1959年から1960年にかけてヨーロッパへ、さらに1966年に中国に旅行した際に描いた作品Read Moreもご紹介いたします。
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開催概要EVENT DETAILS

会期
会場世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館 [MAP]
住所 東京都世田谷区弦巻2-5-1
時間 10:00〜18:00(最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
ただし、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館、9月19日(火)、10月10日(火)は休館
観覧料 一般 200円(160円)
大高生 150円(120円)
65歳以上/中小生100円(80円)
  • ※障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。
    介助者(当該障害者1名につき、1名)は無料。
    証明書をご提示のうえ、お申し出ください。
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料
TEL03-5450-9581
URLhttp://www.mukaijunkichi-annex.jp/

世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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