4.0
鈴木康広さんの作品
子供も本当に興味深そうに見ていて、まるでドラえもんのポケットから出てきたような作品ばかりで面白かったです。
作品展の場所に、A3サイズの作品をまとめた用紙が置かれていたのですが、鉛筆で書かれたシンプルなその用紙が子供はとても気に入り、今でも大事にとっておいています。子供心に残る作品だったと思います。
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彫刻の森美術館では、現代の新しい創作表現を紹介するシリーズの第7回として、「鈴木康広 始まりの庭」を開催いたします。
鈴木康広は、何気ない自然現象を見つめ直し、新たな感覚で翻訳した作品を制作しています。作品の題材は日常の中にあっても、鈴木の視点がそこに加わると当たり前に存在していたものに新たな発見が生じます。その瞬間の驚きが痛快で、思わず微笑んでしまうことでしょう。鈴木の“見立て”を巧みに具現化した作品の前では、子どもから大人まで、あらゆる世代の鑑賞者が一度は同じ視点に立ちながら、見る側それぞれが培った体験や環境によって異なる気づきも加わります。
本展では、性質の異なる3つの展示室で構成された本館ギャラリーを舞台に、新作約10点を含む40点を展示。また第2会場のマルチホールでは、鈴木の代表作品《まばたきの葉》と、“まばたき”をテーマにした作品3点を紹介します。さまざまな実験が潜む作品の庭を散策し、新たな記憶と発見の始まりの場となれば幸いです。
◆ 鈴木康広 Yasuhiro Suzuki
1979年静岡県浜松市生まれ。2001年東京造形大学デザイン学科卒。
日常のふとした発見をモティーフに、誰もが知っているものを新鮮な感覚で捉え直す作品を制作。国内外の展覧会をはじめ、パブリックスペースのコミッションワーク、大学の研究機関や企業とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。代表作に《ファスナーの船》《まばたきの葉》《空気の人》など。2014年には水戸芸術館にて個展を開催、金沢21世紀美術館で「鈴木康広『見立て』の実験室」を開催。 2016年、「第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」に日本代表として公式参加。2014毎日デザイン賞受賞。作品集に『まばたきとはばたき』『近所の地球』(ともに青幻舎)、絵本『ぼくのにゃんた』(ブロンズ新社)がある。現在、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科准教授、東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室客員研究員。
会期 |
2017年8月5日(土)~2018年2月25日(日)
|
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会場 | 彫刻の森美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
年中無休 |
観覧料 | 大人 1,600円 大・高校生 1,200円 中・小学生 800円 |
TEL | 0460-82-1161 |
URL | http://www.hakone-oam.or.jp/exhibitions/article.cgi?id=829660 |
割引券 | http://www.hakone-oam.or.jp/corefiles/ticket.html |
4.0
子供も本当に興味深そうに見ていて、まるでドラえもんのポケットから出てきたような作品ばかりで面白かったです。
作品展の場所に、A3サイズの作品をまとめた用紙が置かれていたのですが、鉛筆で書かれたシンプルなその用紙が子供はとても気に入り、今でも大事にとっておいています。子供心に残る作品だったと思います。
4.0
鈴木康広さんの作品を見ていると、美術ってなんだろうって、改めて感じます。絵画や彫刻と違い、日常を、ちゃんと見返して、普段の生活にとても、素朴で、でも新しくて、なぜ自分たちは気付かなかったのだろうというような視点を提示してくれます。そういう意味で、この方の作品は、いつみても新鮮で、わくわくしてきます。
展覧会としては、新作も多く出ていますが、水戸芸術館で以前に開催された「鈴木康広 近所の地球」展で紹介されたようなこれまでの代表作的なものも網羅されていて、ぎゅっと凝縮された展覧会になっています。たのしかった!
5.0
日常に埋もれている何気ない材料を、自然現象と組み合わせて見事にアート作品にしてしまうところに、大変面白さを感じました。こういう発想大事だよね(^-^)というメッセージをもらった気がしました。
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