3.0
壮大な建物 絶景たくさん
MIHO MUSEUMへ「夏季特別展 雪村 ― 奇想の誕生」を観覧しに行ってきました。
その日は晴天でした。まずは美術館自体の建物など、幻想なるトンネルなど見どころいっぱいでした。
そして中へ入ると世界中の美術品が常設してあります。いろんな国へ行ったように楽しめました。
そして今回のメインであります「夏季特別展 雪村 ― 奇想の誕生」ですが、非常に繊細なタッチで、作品一つ一つがまた違った味わいができました。
花鳥図屏風には圧巻でした。
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雪村(せっそん)は、室町時代後期から戦国時代にかけて、東国で活躍した画僧です(生没年不明1490前後-1573以降)。常陸国(茨城県常陸大宮市)の武家・佐竹氏の一族に生まれましたが、幼くして禅寺に出家し、多くの絵画に接したと考えられています。
五十歳頃から関東各地を遊歴、会津(福島県)から小田原、鎌倉(いずれも神奈川県)では北条氏の持つ中国画や寺院に伝来する作品に学び、独創的な表現を確立していったと思われます。六十歳代半ばから会津、三春(福島県)を行き来しながら、多くの傑作を生み出し、八十歳代後半まで衰えぬ筆力で描き続けました。
雪村が生きた時代、画は中国画を手本にするのが当然でした。しかし、雪村の描く人物画や山水画は、伝統的な様式をはみ出して、破天荒でドラマティックなものが多く、若冲、蕭白、芦雪、国芳などに評される「奇想」の端緒を、雪村に位置付ける所以はここにあります。
一方、動植物を題材にした作品は、写実的で、生き物に対する慈しみや、細やかな感性が感じられ、変幻自在ともいえる作風を持っていたのです。
雪村の生涯は謎が多く、独創的な画風をどのように築いていったかははっきりしませんが、関東・東北の諸大名家に多くの作品が伝わることから、当時高い評価を受けていたことは間違いありません。また、尾形光琳(1658-1716)は雪村を好み、その画を丁寧に模写し、雪村が使ったといわれる石印まで所有していました。近世には狩野派の絵師が雪村画を粉本(手本とした模写)として継承し、近代日本画の父と称される狩野芳崖(1828-1888)や橋本雅邦(1835-1908)は雪村作品をいくつも模写して独自の表現を研究しました。
本展覧会は、海外からの里帰り作品を含む雪村の主要作品約80件に、雪村から大きな影響を受けた後代の関連作品約30件を加えた、過去最大規模の回顧展となります。
会期 |
2017年8月1日(火)~2017年9月3日(日)
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会場 | MIHO MUSEUM Google Map |
住所 | 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:00) |
休館日 |
月曜日 |
観覧料 | 一般 1,100円 高・大生 800円 小・中生 300円
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TEL | 0748-82-3411 |
URL | https://www.miho.jp/ |
3.0
MIHO MUSEUMへ「夏季特別展 雪村 ― 奇想の誕生」を観覧しに行ってきました。
その日は晴天でした。まずは美術館自体の建物など、幻想なるトンネルなど見どころいっぱいでした。
そして中へ入ると世界中の美術品が常設してあります。いろんな国へ行ったように楽しめました。
そして今回のメインであります「夏季特別展 雪村 ― 奇想の誕生」ですが、非常に繊細なタッチで、作品一つ一つがまた違った味わいができました。
花鳥図屏風には圧巻でした。
5.0
初めて雪村の絵を拝見して同じ型にはまらず違った印象の絵を描かれたり、独特な発想で描かれた作品があって楽しむことが出来ました。
また、展示の仕方が素晴らしくハッとさせられる印象を受けました。
ミホミュージアムには久しぶりの訪問になりましたが、最初に感じたままの場所でまさに桃源郷にいるような不思議な感覚になる美術館でした。
美術館目当てでまた行きたいと思います。
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