この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
群馬県立館林美術館の位置する関東平野の北部は、昔から夏の雷の多さで知られています。冬のからっ風とともに夏の雷は上州名物にあげられており、暮らしに深く結びついた気象現象でもあります。落雷の被害は恐ろしいものですが、一方で雨をもたらすとして待ち望まれることもあり、群馬県内には雷神を奉った神社も多くあります。
今回はこうした地域にある美術館として、身近な自然現象である「雷」をテーマとして様々な美術作品を紹介する展覧会を開催いたします。
第一章では稲妻など雷による現象をあらわした絵画や雷を撮影した写真、第二章では雷神像をはじめとする信仰から生まれた作品や雷を擬人化した作品、そして第三章では雷にともなう現象から連想して、音、光、電気などを表現した現代美術作品を展示します。
「雷」というテーマから、日本画、洋画、彫刻、工芸、写真、映像、インスタレーションなど、幅広い美術作品をご紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年7月15日(土)~2017年9月3日(日)
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会場 |
群馬県立館林美術館
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住所 | 群馬県館林市日向町2003 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※ただし、7月17日(月)、8月14日(月)は開館、7月18日(火)は休館 |
観覧料 | 一般 610円(480円) 大高生 300円(240円)
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TEL | 0276-72-8188 (代表) |
URL | https://gmat.pref.gunma.jp/ |
群馬県立館林美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

ラウル・デュフィ《電気の精》(部分)1953年 群馬県立館林美術館蔵

川端龍子《怒る富士》1944年 大田区立龍子記念館蔵

青木豊《ゼウスの雷槌》2012年 作家蔵

橋本雅邦《雷神》1903年頃 横須賀美術館蔵

《雷神小窓》1931年 一之宮貫前神社蔵

《雷神》鎌倉時代 公益財団法人小田原文化財団蔵/杉本博司《放電場》©Hiroshi Sugimoto

TOCHKA《TRACK》2015年 作家蔵

多和田有希《Untitled(Roppongi 2)》2014年 作家蔵