5.0
緻密なタッチに魅了されました
高校の美術の課題で訪れた美術館でしたが、ヒエロニムス・ボスが描いた建設途中の建物の絵画を見て、衝撃を受けるとともに深く感銘を受けました。私が美術館巡りをするようになったきっかけになったのがこの展覧会です。貴重な体験ができてとても嬉しく思います。
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国 300 の美術館・博物館と 853 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
副題に「16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて―」とある通り、ブリューゲルのみならず、彼が手本とした先駆者ヒエロニムス・ボスの油彩2点、そして彼らが生きた時代、16世紀ネーデルラントの絵画、版画、彫刻を全体で約90点の出品作でご紹介します。
迫真の写実と輝くような美しい色彩が印象的な油彩絵画、ボスの怪物モチーフが所狭しと、描かれる版画作品、そして木彫の粋を尽くした彫刻作品など、16世紀ネーデルラント美術の精華をご覧いただきます。
また、今回の展覧会では新しい試みとして作品を美しく見やすく展示することに加え、東京藝術大学COI拠点の特別協力により芸術と科学技術を融合させ、原寸を約300%拡大したブリューゲル「バベルの塔」の複製画を制作・展示します。また、同拠点は「バベルの塔」の3DCG動画も制作し、多様なメディアを駆使してこの傑作の魅力に迫ります。
会期 |
2017年7月18日(火)~2017年10月15日(日)
|
---|---|
会場 | 国立国際美術館 Google Map |
住所 | 大阪府大阪市北区中之島4-2-55 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日 ※ただし、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 1,500円(1,300円) 大学生 1,200円(1,000円) 高校生 600円(500円)
|
TEL | 06-6447-4680 (代) |
URL | http://babel2017.jp/ |
5.0
高校の美術の課題で訪れた美術館でしたが、ヒエロニムス・ボスが描いた建設途中の建物の絵画を見て、衝撃を受けるとともに深く感銘を受けました。私が美術館巡りをするようになったきっかけになったのがこの展覧会です。貴重な体験ができてとても嬉しく思います。
5.0
作品は小さなものが多いですが北方ルネサンスの描写を満喫できました
3DCG動画も興味深く良かったです
お土産のグッズもとても可愛いものが手に入りました
5.0
昨年、この絵が日本に来ると知ってから
楽しみにしていた展覧会。
バベルの塔は意外と小さいと聞いていたので、
ホント、コンパクトって思いました。
超絶技巧はもちろんですが
私は色と言うか、透明感に惹きつけられました。
空がいい。
いつまでも観ていたいです。
5.0
ボスやブリューゲルなどネーデルランド地方の絵画には、怪しく奇妙な生物がたくさん登場し、独自の不思議で幻想的な世界が広がっていて、面白かったです。
空想世界の中に現実社会や欲深く愚かな人間の姿が映し出されていて、”弱肉強食”など教訓的であり、ユーモラスでもありました。
最終に展示されているブリューゲル作の「バベルの塔」は、作品はさほど大きくないのですが、はるか向こうに地平線が見え、広大な大地にそびえ立ち雲を突き抜けて天にも届かんとする巨大なバベルの塔は、観る側に突き出て迫って来るような迫力とどっしりした存在感がある一方、人々の動きや暮らしが分かるほど超細部まで詳細に描き込まれていていて、マクロとミクロの世界が同時に観られ、実物の「バベルの塔」は隅々まで楽しめて素晴らしかったです。
5.0
空想の壮大な建築物を現実世界で構築していく様子の精密な描写に圧倒されました。非現実と現実が入り混じった表現と精細な描写技術が融合した他に類を見ない作品の一見の価値ありです。
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
大阪府で開催中の展覧会