5.0
わかりやすくて、紙好きになります!
書、ってわかりにくくていままでたしかに敬遠していたところもあったのですが、今回の展示で「紙」そのものにも凝った装飾がたくさんあることを知ってとても面白かったです。
何の変哲もないように見えていた紙も実は丁子染めとか、工夫されていたり、年月を経て消えかかってしまっていたものにも実はすごい装飾があったりということを教えてもらったので、楽しく見れました!!
こういう展覧会がもっとたくさんあったらうれしいです!!
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日本の古美術はなんとなく敷居が高いという声に応えて、根津美術館では昨年「はじめての古美術鑑賞-絵画の技法と表現-と題して、近世以前の日本絵画の技法をやさしく解説する展示を試み、好評を得ました。今回はシリーズの2回目として、「読めない」という理由から敬遠されがちな書の作品にアプローチする一つの方法として、書を書くための紙すなわち料紙の装飾に注目する展示を企画いたしました。
豪華に装飾された写経や贈答用にあつらえられた歌集は、たとえそれが一部分であっても鑑賞に値するものであったために、切り取られて掛物に改装されたものが数多く今に伝わっています。
華麗な色や金銀あるいは雲母によるさまざまな装飾技法を、根津美術館コレクションの作品を中心にわかりやすく解説するとともに、絵画に取り込まれた例もご覧にいれます。
この展覧会が書の作品に親しく接する機会となり、さらにはより深い古美術鑑賞への足がかりとなることでしょう。
会期 |
2017年5月25日(木)~2017年7月2日(日)
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会場 |
根津美術館
![]() |
住所 | 東京都港区南青山6-5-1 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 | ※月曜日が祝日の場合、翌火曜日休館 |
観覧料 | 一般 1100円(900円) 学生 800円(600円)
|
TEL | 03-3400-2536 |
URL | https://www.nezu-muse.or.jp/ |
5.0
書、ってわかりにくくていままでたしかに敬遠していたところもあったのですが、今回の展示で「紙」そのものにも凝った装飾がたくさんあることを知ってとても面白かったです。
何の変哲もないように見えていた紙も実は丁子染めとか、工夫されていたり、年月を経て消えかかってしまっていたものにも実はすごい装飾があったりということを教えてもらったので、楽しく見れました!!
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