この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
小林徳三郎(1884-1949)は大正から昭和にかけて活躍した洋画家です。現在の広島県福山市に生まれた小林は、東京美術学校で油彩画の技法を学びます。画業の初期には先駆的な絵画表現で注目を浴びたフュウザン会に参加し、萬鐵五郎や木村荘八ら同世代の画家と親交を結びました。その後は書籍や雑誌の装幀を手掛けたり、芸術座の舞台美術を担当したりするなど、多彩な仕事に携わり、活躍の場を広げていきます。
小林は1923年から春陽会に活動の場を移します。魚や野菜といった身近なモチーフ、そして家族の飾らない姿を描いた作品を発表し、評判を呼ぶとともに多くの文化人からも愛されました。病や戦災に苦しんだ時期も、療養地の身近な風景を繰り返し描き、晩年まで精力的に創作を続けます。
著述家の林芙美子は、小林の絵を「空気のはいった、生活のはいった何気ない作品」と評しました。その言葉の通り、日々の素朴な喜びを描いた小林の絵は、生活に溶け込むようなあたたかさを感じさせます。本展は小林徳三郎初の大回顧展です。300点以上の作品と資料により、その画業を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2026年9月12日(土)~2026年11月8日(日)
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|---|---|
| 会場 |
碧南市藤井達吉現代美術館
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| 住所 | 愛知県碧南市音羽町1-1 |
| 時間 | 10:00~17:00 |
| 休館日 |
月曜日、9月24日(木)、10月13日(火) ※ただし9月21日(月・祝)、10月12日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,000円(800円) 高大生 600円(480円) 中学生以下 無料
|
| TEL | (0566)48-6602 |
| URL | https://www.city.hekinan.lg.jp/museum/ |
碧南市藤井達吉現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
巡回展TRAVELING EXHIBITION
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
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出展作品・関連画像IMAGES
小林徳三郎《金魚を見る子供》1928年 東京国立近代美術館蔵
小林徳三郎《鰯》1925年頃 碧南市藤井達吉現代美術館蔵
小林徳三郎《『モンナ・ヷンナ』舞台背景図》1913年頃 個人蔵
小林徳三郎《軽業1》1912年 京都国立近代美術館蔵
小林徳三郎《アラン・ポオ作/谷崎精二訳『赤き死の仮面』裏表紙画稿1》1913年頃 個人蔵
小林徳三郎《モクバクワン 画稿4》1915-18年頃 個人蔵
小林徳三郎《子供たち》1932年 個人蔵
小林徳三郎《西瓜》1932年 広島県立美術館蔵
小林徳三郎《婦人像(F夫人)》1946年 ふくやま美術館蔵