3.0
ただの挿絵画家ではない
「挿絵画家」のイメージが強かったので、活動内容の広さにビックリです。
挿絵はもちろん、本の装丁、舞台美術と、一人で作品を作るというより、周囲と協業する中でキャリアを築いていった感じですね。
経歴を見ると、荒木寛畝・下村観山の下を経て、泉鏡花と懇意になり、鏑木清方と知り合い…と、最近見たもの(観山)・これから見に行くもの(清方)と親和性があって、ちょっとうれしい。
展示で面白かったのは、挿絵を担当していた小説が掲載された当時の新聞を掲示していたこと!
記事や広告から時代性が見えて、挿絵以上に面白かった。
本の装丁が数多く展示されていたので、デザイン好きの方には刺さると思います。
私は展覧会の冒頭に飾られた『青柳』の額装にやられました。
代表作なので絵の部分は知っていましたが、額装がいいんですよ!
この先『青柳」を見たら、額装の記憶が蘇ってくること間違いなしです。
図録に載らないのが本当に残念。
前記・後期、さらに短い期間で入れ替わる作品があるので、作品リストでの事前確認をお勧めします。





