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密やかな美 小村雪岱のすべて

千葉市美術館

  • 開催期間:2026年4月11日(土)~2026年6月7日(日)
  • クリップ数:28 件
  • 感想・評価:6 件
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小村雪岱 《春告鳥》 昭和7年(1932)頃 個人蔵(埼玉県立近代美術館寄託) 【前期展示】
小村雪岱 《青柳》 大正13年(1924)頃 埼玉県立近代美術館蔵 【前期展示】
小村雪岱 《邦枝完二「江戸役者」挿絵原画画帖より》 昭和7年(1932) 東京国立近代美術館蔵 【後期展示】
小村雪岱 《邦枝完二「お傳地獄」挿絵原画》 昭和10年(1935) 埼玉県立近代美術館蔵 【後期展示】
小村雪岱 《おせん》 昭和16年(1941) 埼玉県立近代美術館蔵 *没後出版 【前期展示】
小村雪岱 《泉鏡花『日本橋』表紙》 大正3年(1914)(有)田中屋蔵 【後期展示】
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

大正から昭和初期にかけて、日本画や書籍の装幀、挿絵や舞台装置、映画の美術考証など、幅広いジャンルで活躍した小村雪岱(こむら せったい 1887-1940)。装幀では泉鏡花との共作に代表される繊細極まりない意匠で新境地を拓き、挿絵では邦枝完二らと組んで「おせん」や「お傳」といった稀代の美女を世にだし、舞台装置でも「一本刀土俵入」で新風を送るなど、いずれの分野でも洗練された仕事を見せ、大衆を魅了しました。

本展では、最大のコレクションを誇る埼玉県立近代美術館をはじめ、雪岱の再評価に貢献してきた数々の優れた個人コレクションから優品を集めて雪岱の代表作を網羅し、雪岱の画業を「人」とのつながりから再考します。数多の文学者や松岡映丘・鏑木清方ら日本画家、また出版人や舞台人たちとの交流と協働に光をあて、互いの仕事へのリスペクトから雪岱の作品世界がいかに生み出されたかをみつめ、新たな小村雪岱像の構築をめざします。

※会期中に大幅な展示替えをおこないます。

【FEATURE|内覧会レポート】
装幀、挿絵、舞台美術で魅了した小村雪岱 ー モダンで粋な美の世界

開催概要EVENT DETAILS

会期 2026年4月11日(土)~2026年6月7日(日)
  • 前期:4月11日(土)~5月6日(水・祝)
    後期:5月8日(金)~6月7日(日)
会場 千葉市美術館 Google Map
住所 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日、5月7日(木)
※5月4日をのぞく
観覧料 一般 1,500円(1,200円)
大学生 1,000円(800円)
小・中学生、高校生 無料
  • ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
    ※( )内は前売券、団体20名以上、および市内在住65歳以上の料金
    ※前売券は、ミュージアムショップまたはローソンチケット(Lコード:31866)、セブンイレブン(セブンチケット)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口にて4月10日まで販売(4月11日以降は当日券販売)
    ◎リピーター割引:本展チケット(有料)半券のご提示で、会期中2回目以降の観覧料500円割引
    ◎ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料2割引
    ◎本展チケットで5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」も観覧できます
TEL043-221-2311
URLhttps://www.ccma-net.jp/

千葉市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

千葉市美術館 千葉市美術館

巡回展TRAVELING EXHIBITION

密やかな美 小村雪岱のすべて 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

学生時代から急逝前夜まで 作品と交流から画業の全貌と人となりにもせまる展覧会

小村雪岱。「昭和の春信」と称された画家。日本画作品よりも、挿絵や装幀、更には舞台美術、また文字デザインなどで、大きく活躍しました。それらを通して、雪岱の美意識が、あの時代の人々の中へ、普通の絵画作品よりも、ぐんぐんと流し込んで行ったのではないかと思われます。雪岱の名は知らなくても、その美しい作品はみながよく知っていたのでは、と思われます。 私は、今は無きニューオータニ美術館で2012年秋「大正・昭和のグラフィックデザイン 小村雪岱展」を見ました。装幀本を中心にした展覧会でした。恥ずかしながら私は、雪岱をそれまでほとんど知らなかったので、結構衝撃でした。極細の美しく繊細な線。能面のように無表情なのに何故かその内面の思いも感じさせてしまう不思議な女性像。モノ言う余白。敢えて描かない美。詩情あふれる情景描写。デザイン化された風景。遠近法表現のない建物や部屋なのに何故かかえって立体的に見えて来る‥。刺さりました。その後の埼玉県立近代美術館や佐野美術館や資生堂アートハウスへは残念ながらみな遠くて行かれず、5年前2021年の春、三井記念美術館「小村雪岱スタイル-江戸の粋から東京モダンへ」で久々、本格的展覧会… Read More

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん

5.0

静謐な絵

20260527 最近の小説にはない装丁。 表紙も静謐。 前回三井記念美術館の時より量も多く、江戸の香りがのこる東京のたたずまいといった感じでした。… Read More

5.0

繊細な線に感動

ゴールデンウィーク明けの平日に伺いましたので、とても空いていたのもあり、会場に足を踏み入れた瞬間、静寂の中に研ぎ澄まされた空気を感じました。 小村雪岱の作品を彩る、息を呑むほどに繊細で流麗な線。その一本一本が、ただ美しいだけでなく、描かれる人物の吐息や張り詰めた感情までをも伝えてくれるようで、心の奥深くまで深く感動しました。 水曜のボランティアガイドの日にあわせて伺い、そのガイドさんの話を聞いたあと、再度説明してくださった作品をじっくり見学してきました。… Read More

5.0

空前絶後の大回顧展

個人的に今年のベスト5には間違いなく入る展覧会です。小村雪岱の名を知らしめた装丁本は勿論、その原画も多数展示、更に代表作の肉筆も含め多岐にわたり作品が展示、展示リストはなんと12ページの分厚さです。個人的には清方との交流、関係関連の展示が良かったです?作品かなり入れ替わりますので後期も楽しみです?… Read More

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morinousagisanさん
  • 1
  • BY TK

3.0

線の美しさ

足るを知る、そんな感じの名脇役の小村雪岱、好きです。 青柳を含む代表作3点の肉筆画が見たくて前期をチョイス。 幅広い仕事に量が質を産むという本質を垣間見ました。 やはり惹かれるのは描かないことで描く本画、情感溢れる作風が良いですね。 春信らしい華奢で可憐な娘さんもカワイイ。 あと雪岱はホントに線が美しい。 細やかな美を秘めた雪岱調を存分に堪能出来る良い展示でした。 いくつか写真撮影可能だったと思います。… Read More

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karachanさん、morinousagisanさん、Camdenさん、エイミーさん

3.0

ただの挿絵画家ではない

「挿絵画家」のイメージが強かったので、活動内容の広さにビックリです。 挿絵はもちろん、本の装丁、舞台美術と、一人で作品を作るというより、周囲と協業する中でキャリアを築いていった感じですね。 経歴を見ると、荒木寛畝・下村観山の下を経て、泉鏡花と懇意になり、鏑木清方と知り合い…と、最近見たもの(観山)・これから見に行くもの(清方)と親和性があって、ちょっとうれしい。 展示で面白かったのは、挿絵を担当していた小説が掲載された当時の新聞を掲示していたこと! 記事や広告から時代性が見えて、挿絵以上に面白かった。 本の装丁が数多く展示されていたので、デザイン好きの方には刺さると思います。 私は展覧会の冒頭に飾られた『青柳』の額装にやられました。 代表作なので絵の部分は知っていましたが、額装がいいんですよ! この先『青柳」を見たら、額装の記憶が蘇ってくること間違いなしです。 図録に載らないのが本当に残念。 前記・後期、さらに短い期間で入れ替わる作品があるので、作品リストでの事前確認をお勧めします。… Read More

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mio_sprさん、黒豆さん、morinousagisanさん、karachanさん

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小村雪岱 《青柳》 大正13年(1924)頃 埼玉県立近代美術館蔵 【前期展示】

小村雪岱 《邦枝完二「江戸役者」挿絵原画画帖より》 昭和7年(1932) 東京国立近代美術館蔵 【後期展示】

小村雪岱 《邦枝完二「お傳地獄」挿絵原画》 昭和10年(1935) 埼玉県立近代美術館蔵 【後期展示】

小村雪岱 《おせん》 昭和16年(1941) 埼玉県立近代美術館蔵 *没後出版 【前期展示】

小村雪岱 《泉鏡花『日本橋』表紙》 大正3年(1914)(有)田中屋蔵 【後期展示】

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