4.0
人生は美しい
展示品と共に紹介されていた作家の言葉に、楽しいことばかりでなく苦しいこともあるが、それでも人生は美しい、というものがあった(ウロ覚えですが、、、)。
家が貧しくても、片目を失っても、それでも人生を楽しみ、それを芸術に昇華したことが伝わってくる展覧会でした。
筆の稚拙ではなく芸術性とは内面である、といった言葉も紹介されていた(気がする)が、まさにその通りで、もちろん筆も決して稚拙ではなく素晴らしいタッチと温かみのある色彩で味わい深いのですが、それ以上にこの作家が描いている対象への愛を感じる事ができて、そこにこの作家の芸術性の高さがあるのでは無いかと思いました。
自分が愛したものや、楽しかった子供時代の記憶、そしてそれらを子供たちに伝えたいという気持ちが伝わってきました。
今回はたまたま他の展覧会で手にしたチラシがきっかけでしたが、こんな素敵な作家さんを知って、チェコの文化の一端に触れることもできて幸いでした。
伊丹ミュージアムを訪れるのはこれで3回目ですが、ロビーや廊下の採光と庭園の眺めが美しく、そして昨年のタピオ・ヴィルカラ展も然り、このように個性的な展覧会を開催してくれるとても素敵な美術館だと思います。ありがとうございます。









