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ヨゼフ・ラダ展

市立伊丹ミュージアム

  • 開催期間:2026年4月10日(金)~2026年6月7日(日)
  • クリップ数:15 件
  • 感想・評価:3 件
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「兵士シュベイクの冒険」1923-25 年、インク / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.
「兵士シュベイクの冒険」1923-25 年、インク / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.
《キリストと動物たち》1931 年、インク, 水彩, テンペラ / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.
《冬の子どもたち》1943 年、ガッシュ / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.
《水の精》1939 年、ガッシュ / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.
諷刺雑誌「悪魔の庭のいたずらっこ」より「ぬか喜び」、1936 年、インク, 水彩, テンペラ / 紙、個人蔵、Josef Lada. cz s.r.o
『ラダの愉快な自然史』1949 年、インク, 水彩 / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.
『黑ねこミケシュのぼうけん』1957 年、インク, 水彩 / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.
『きつねものがたり』1957 年、インク, 水彩 / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.
『おばけとかっぱ』1953 年、インク, 水彩 / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.
ヨゼフ・ラダ展 市立伊丹ミュージアム-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

プラハ南東の小さな村フルシツェにて貧しい靴屋の息子として生まれたラダは、幼い頃に右眼を失明しながらも絵をほぼ独学で学び、明瞭な線描と色彩による画風を確立します。やがて新聞雑誌の諷刺画を描くようになり、ヤロスラフ・ハシェクの小説『兵士シュヴェイクの冒険』の挿絵を手がけたことで一躍有名になります。また、我が子のために創作童話をつくったことをきっかけに子どもの本にも取り組み、後年には絵画も制作しました。幼い頃に過ごした農村での思い出をもとに、季節がめぐる自然のなかで暮らす人びとや動物たちの姿を素朴に描いた作品は、チェコをはじめ世界中の人たちを魅了しています。

本展では日本でも馴染み深い『黒ねこミケシュのぼうけん』や『きつねものがたり』などの児童本や、代表作『兵士シュヴェイクの冒険』の挿絵原画をはじめ、故郷の風景やクリスマスの情景などを描いた絵画、そしてラダの原点とも言える諷刺画の仕事について、ご遺族のコレクションを中心とする約200点を超える作品資料を通して紹介します。

◆ ヨゼフ・ラダ Josef Lada(1887-1957)
プラハ近郊フルシツェ村に生まれる。諷刺雑誌やさまざまな作家による本の挿絵を手がけながら独自の線描スタイルを確立して人気を集める。なかでもヤロスラフ・ハシェクの長編小説『兵士シュヴェイクの冒険』(1921年)の挿絵が有名。子ども向けの本にも力を注ぎ、『黒ねこミケシュ』(1934年)など、お話と絵の両方を手がけた絵本も発表。また絵画制作にも取り組み、故郷の田舎やチェコの自然、クリスマスなどを牧歌的に描いた。チェコを代表する画家のひとりとして1947年に国民芸術家の称号を与えられ、1998年にはプラハ国立美術館で大規模な回顧展が開催された。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2026年4月10日(金)~2026年6月7日(日)
会場 市立伊丹ミュージアム Google Map
展示室展示室2・3・5
住所 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日、5月7日
※ただし5月4日は開館
観覧料 一般 1,100円
大高生 800円
中小生 500円
TEL072-772-5959
URLhttps://itami-im.jp/

市立伊丹ミュージアムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

人生は美しい

展示品と共に紹介されていた作家の言葉に、楽しいことばかりでなく苦しいこともあるが、それでも人生は美しい、というものがあった(ウロ覚えですが、、、)。
家が貧しくても、片目を失っても、それでも人生を楽しみ、それを芸術に昇華したことが伝わってくる展覧会でした。
筆の稚拙ではなく芸術性とは内面である、といった言葉も紹介されていた(気がする)が、まさにその通りで、もちろん筆も決して稚拙ではなく素晴らしいタッチと温かみのある色彩で味わい深いのですが、それ以上にこの作家が描いている対象への愛を感じる事ができて、そこにこの作家の芸術性の高さがあるのでは無いかと思いました。
自分が愛したものや、楽しかった子供時代の記憶、そしてそれらを子供たちに伝えたいという気持ちが伝わってきました。
今回はたまたま他の展覧会で手にしたチラシがきっかけでしたが、こんな素敵な作家さんを知って、チェコの文化の一端に触れることもできて幸いでした。
伊丹ミュージアムを訪れるのはこれで3回目ですが、ロビーや廊下の採光と庭園の眺めが美しく、そして昨年のタピオ・ヴィルカラ展も然り、このように個性的な展覧会を開催してくれるとても素敵な美術館だと思います。ありがとうございます。

THANKS!をクリックしたユーザー
アバウトさん

4.0

世界には素敵な画家がいっぱいいる!

可愛らしい絵柄で、線や色づかいが丁寧で温かみややさしさのある世界観の挿絵画家さんの展覧会でした。貧しい家に生まれたと紹介されていましたが、何が人間にとってほんとうの心の財産か、大事なものを持っていらっしゃる画家さんだと思います。動物も、人物も、建物も自然も、その絵からは画家の人柄が伝わって来るようで、この展覧会でヨゼフ・ラダの心と共鳴するような気持ちになりました。(まあ、展覧会とはそういうものでしょうけれど)
チェコと日本では文化が違うし風刺絵の展示室では正直分からない部分があったのですが、ビールを楽しむ男性たちやクリスマスに鯉を食べる習慣などチェコの知らなかった文化を楽しみながら知ることができ良かったです。
筆跡に人柄が現れるように、絵にも人柄が出るんだなあとあらためて感じました。この展覧会が開催されなければきっと一生知ることのなかった画家さんです。伊丹ミュージアムさん、協賛者の方々、ありがとうございました。素敵な時間を過ごせました(^^)

THANKS!をクリックしたユーザー
mementomoriさん、eiroh613さん、アバウトさん、morinousagisanさん

4.0

絵本だけでない作家の軌跡をたどる

ヨゼフ・ラダという名前を私は初めて知ったが、「チェコ絵本の父」と呼ばれ、チェコでは国民的作家なのだという。ルート・ブリュック(フィンランドの陶芸家)の時もそうだったが、伊丹市立ミュージアムは作家の故郷では国民的作家だが、日本ではあまり知られていない作家を取り上げてくれるので、新しい出会いに心を躍らせる展覧会が多い。
 「チェコ絵本の父」と紹介されているが、新聞や雑誌の挿絵、本の挿絵、さらには自作の絵本や童話、絵画など本当にさまざまな分野で活躍した作家だった。日本では初めての大規模回顧展だそう。
 その中で私が心に残ったのは絵画。夜空が黒でも青でもなく、青みがかかった翠、その中央にはスラブの教会が浮かび上がる。おごそかな静寂を感じる風景に魅了された。個人蔵からの出品が多いためか写真撮影は不可。なので是非自分の目で見て体験してほしい。
 

THANKS!をクリックしたユーザー
mementomoriさん、eiroh613さん、黒豆さん、morinousagisanさん、karachanさん

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「兵士シュベイクの冒険」1923-25 年、インク / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.

「兵士シュベイクの冒険」1923-25 年、インク / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.

《キリストと動物たち》1931 年、インク, 水彩, テンペラ / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.

《冬の子どもたち》1943 年、ガッシュ / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.

《水の精》1939 年、ガッシュ / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.

諷刺雑誌「悪魔の庭のいたずらっこ」より「ぬか喜び」、1936 年、インク, 水彩, テンペラ / 紙、個人蔵、Josef Lada. cz s.r.o

『ラダの愉快な自然史』1949 年、インク, 水彩 / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.

『黑ねこミケシュのぼうけん』1957 年、インク, 水彩 / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.

『きつねものがたり』1957 年、インク, 水彩 / 紙、個人蔵、Josef Lada.cz s.r.o.

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