この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
芹沢は昭和3年、沖縄の固有の染物“紅型”に出会って衝撃を受け、染色家となる決意をします。以後最晩年に至るまで紅型は芹沢のバックボーンとなり、創作活動に大きな影響を与えました。また昭和14年に初めて沖縄に渡り、その風物に深い感銘をうけ、沖縄に取材した多くの代表作を制作しました。
晩年、芹沢はある対談の中で、「紅型は先生のお仕事のなかでは…」と聞かれ、「仕事の中どころではなく、頭から爪先まで紅型で一杯です。(中略)堅固なその型、確かなその構図、華やかな色、楽しい配色、晴れやかな持味、そこにある深さ、静けさ、思えば紅型を慕い紅型を追って今日まできました。なかなかどうして卒業どころではありません。」と答えています。
この展覧会では、沖縄に取材した作品を含む約80点と、紅型をはじめとする沖縄の工芸品約100点を展示し、終生あこがれ続けていた沖縄と、芹沢との関係をたどります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年4月6日(木)~2017年7月2日(日)
|
---|---|
会場 | 静岡市立芹沢銈介美術館 Google Map |
住所 | 静岡県静岡市駿河区登呂五丁目10-5 |
時間 | 9:00~16:30 |
休館日 |
月曜日 |
観覧料 | 一般 420円 高校生・大学生 250円 小学生・中学生 100円 未就学児無料
|
TEL | 054-282-5522 |
URL | https://www.seribi.jp/ |
静岡市立芹沢銈介美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
静岡県で開催中の展覧会