「怖い絵」展

上野の森美術館

  • 開催期間:2017年10月7日(土)~2017年12月17日(日)
  • クリップ数:28 件
  • 感想・評価:5 件
「怖い絵」展 上野の森美術館-1
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「怖い絵」展 上野の森美術館-5
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「怖い絵」展 上野の森美術館-7
ポール・ドラローシュ 《レディ・ジェーン・グレイの処刑》 1833年 油彩・カンヴァス ロンドン・ナショナル・ギャラリー蔵 ©The National Gallery, London. Bequeathed by the Second Lord Cheylesmore, 1902
フランソワ=グザヴィエ・ファーブル 《スザンナと長老たち》 1791年 油彩・カンヴァス ファーブル美術館蔵 ©Musée Fabre de Montpellier Méditerranée Métropole-photographie Frédéric Jaulmes
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 《オデュッセウスに盃を差し出すキルケー》 1891年 油彩・カンヴァス オールダム美術館蔵 Image courtesy of Gallery Oldham
ジャック=エドゥアール・ジャビオ 《メデューズ号の筏(テオドール・ジェリコー作品の模写》 1854年 油彩・カンヴァス ボルドー美術館蔵 ©Musée des Beaux-Arts, Ville de Bordeaux. Photo L. Gauthier
ギュスターヴ・モロー 《ソドムの天使》 1885年頃 油彩・カンヴァス フランス国立ギュスターヴ・モロー美術館蔵 RMN-Grand Palais / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF
ゲルマン・フォン・ボーン 《クレオパトラの死》 1841年 油彩・カンヴァス ナント美術館蔵 RMN-Grand Palais / Gérard Blot / distributed by AMF
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《ドルバダーン城》 1800年 油彩・カンヴァス ロイヤル・アカデミー蔵 © Royal Academy of Arts, London; Photographer: Prudence Cuming Associates Limited
「怖い絵」展 上野の森美術館-1
「怖い絵」展 上野の森美術館-1
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「怖い絵」展 上野の森美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

ドイツ文学者・中野京子氏が2007年に上梓した『怖い絵』は、「恐怖」をキーワードに西洋美術史に登場する様々な名画の場面を読み解き、隠されたストーリーを魅力的に伝える本としてベストセラーとなり多方面で大きな反響を呼びました。

同書の第一巻が発行されてから10周年を記念して開催する本展は、シリーズで取り上げた作品を筆頭に「恐怖」を主題とする傑作を選び出しテーマごとに展示します。

視覚的に直接「怖さ」が伝わるものから、歴史的背景やシチュエーションを知ることによってはじめて「怖さ」を感じるものまで、普段私たちが美術に求める「美」にも匹敵する「恐怖」の魅惑を余すことなく紹介する、今までにない展覧会です。

◆女優・吉田羊さんが、展覧会ナビゲーター、音声ガイドを担当。

「絵の正しい見方」が解らず、絵画鑑賞から足が遠かった私。けれど今回、中野京子先生の「怖い絵」を読ませて頂き、絵の解釈には多くの可能性があると知り、俄然興味が湧きました。数多の文献研究により考察された先生の解説は、その緻密さによって様々な《怖さ》に説得力をもたらし、見る者のイマジネーションを刺激し、その絵を全く違うものに見せてくれます。中でも、歴史を紐解くことで見える《怖さ》は思わず背筋が凍るほど。

「何が《怖い》のだろう?」そんな好奇心を入り口に、絵の、別の顔を一緒に発見しませんか。あなたが好きなあの絵も、実は《怖い絵》かもしれません。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年10月7日(土)~2017年12月17日(日)
会場 上野の森美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園 1-2
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日
観覧料 未定
TEL03-3833-4191
URLhttp://www.kowaie.com/

上野の森美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

上野の森美術館 上野の森美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

音声ガイドがとても良いです

正直、絵画の鑑賞はいつも難しく思っていましたが、中野先生の解説がわかりやすいことと、吉田羊さんの心地良い音声ガイドでとても楽しく鑑賞出来ました。
前半後半と二度も行きました。
招待チケットありがとうございました。

4.0

行列が呼ぶ行列

現在上野界隈では興味深い展覧会がいくつも開催されているのですが、その中でもかなり話題性が高いのがこの「「怖い絵」展」ではないでしょうか。行列が行列を呼んでいる状態です。美術・芸術鑑賞に不慣れな方が多く来ているのは間違いないと思います。あの狭くて薄暗い館内に、小型ですがキャリーカートを持ち込んでいる人がいて躓きました(係員さん仕事してホント)。普通のバッグ・リュック(前に抱えても)、全て混雑した館内では鑑賞の妨げになるのでコインロッカーの使用を強く強くお奨めします。

さて、展示につけられている説明書きを読まないと「怖さ」が理解できない場合があるというのが、この展示の特徴でもあり肝でもあり難でもあります。音声ガイドを利用すれば楽しめる、のは確かでしょうが、それがまた混雑の悪化の一端にもなっています。係員さんも「詰め込めるだけ詰め込む」感じです。館内の状態によっては、気をつけないと展示に接触する恐れもあるかと。

第4章・現実の「切り裂きジャックの寝室」はとても興味深く、そしてやはり第6章・歴史の「レディ・ジェーン・グレイの処刑」は圧巻です。

開館前、もしくは現在開館時間が延長されているので、その延長時間帯ならもしかしたら比較的快適に鑑賞できるかも、との情報あり。
ただし会期終了が近づくにつれてどんどん混雑は悪化すると思うので、観に行かれる方はある程度の覚悟はなさってください。

総括:TVってすごい・・・

4.0

圧巻

レディー・ジェーン・グレイの処刑、圧巻でした
見蕩れてしまい、ずっとそこにいたいくらいでした。
とても混雑で、開場前早めに行ったにも関わらず大行列でした。
落ち着いてみたかったです。
吉田羊さんの声がよくて、お金出して聞いてよかったなと思います。

  • 0
  • BY uni

4.0

よく理解しないとムツカシイかも

単純に人目見てわかる「怖さ」と、じっくりみて、その背景を知らないとわからない「怖さ」があり、この展覧会は後者が多いのかなとおもいます。
そのためにはジックリ見たいのですが、混雑と動線の悪さにあまり集中してみることができなかったのが非常に残念です。もっと広いハコで、会期も長くしてほしかったので、★マイナス1です。

3.0

「怖い絵」展って、そりゃ気になる

インパクトのあるレディ・ジェーン・グレイの処刑を除けば、コレクションとしては比較的地味な展覧会にもかかわらず、開場時から行列が出来ていました。
これもひとえに中野京子さんのアイデアが企画展という形になったからだと思います。
個人的にはセザンヌ暗黒時代の作品が気になりました。

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出展作品・関連画像IMAGES

ポール・ドラローシュ 《レディ・ジェーン・グレイの処刑》 1833年 油彩・カンヴァス ロンドン・ナショナル・ギャラリー蔵 ©The National Gallery, London. Bequeathed by the Second Lord Cheylesmore, 1902

フランソワ=グザヴィエ・ファーブル 《スザンナと長老たち》 1791年 油彩・カンヴァス ファーブル美術館蔵 ©Musée Fabre de Montpellier Méditerranée Métropole-photographie Frédéric Jaulmes

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 《オデュッセウスに盃を差し出すキルケー》 1891年 油彩・カンヴァス オールダム美術館蔵 Image courtesy of Gallery Oldham

ジャック=エドゥアール・ジャビオ 《メデューズ号の筏(テオドール・ジェリコー作品の模写》 1854年 油彩・カンヴァス ボルドー美術館蔵 ©Musée des Beaux-Arts, Ville de Bordeaux. Photo L. Gauthier

ギュスターヴ・モロー 《ソドムの天使》 1885年頃 油彩・カンヴァス フランス国立ギュスターヴ・モロー美術館蔵 RMN-Grand Palais / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF

ゲルマン・フォン・ボーン 《クレオパトラの死》 1841年 油彩・カンヴァス ナント美術館蔵 RMN-Grand Palais / Gérard Blot / distributed by AMF

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《ドルバダーン城》 1800年 油彩・カンヴァス ロイヤル・アカデミー蔵 © Royal Academy of Arts, London; Photographer: Prudence Cuming Associates Limited

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