4.0
民藝との縁も深い
11年ぶりのルーシー・リー。特に陶芸に興味があるわけではないのですが、2015年に千葉市美術館で見た青や黄の釉薬の鉢が印象深くて、また見に行きました。今回の展示は、リーと関係があった作家の作品をはさみながら、ほぼ年代順に並んでいるようです。庭園美術館らしく、前半は旧朝香宮邸に併せてゆったりと展示して、ホワイトキューブになっている新館でわりと圧縮して見せていました。 11年前に見た展示は、ほぼリーの作品だけだったのですが、今回はバーナード・リーチ、ハンス・コパー、濱田庄司などの作品もあって、まあ、それはそれで楽しめる。むしろ、比較することでリー作品のシンプルな形や澄んだ色が際立つ感じもする。個人的には2010年の国立新美術館での展示で見たリーによる釉薬の研究が興味深かったのですが、その辺の研究成果の進展は分からなかった。 気になったのは民藝との関係。バーナード・リーチとの関係からか、濱田庄司と柳宗悦と知り合っていたりする。まあ、リーの作品を見る限り表だった影響があったとは思えないが、興味深いところ。あと、1989年に草月会館で開催されたリーの初の日本での個展も、きっかけは三宅一生というあたりも気になる。… Read More










