この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
狂言は、室町時代より続く喜劇的な要素を持った芸能です。登場人物は庶民的なキャラクターが多く、中世の人々の日常を題材とし、笑いを通して人間の本質を大らかに、また鋭く描写します。神秘的な世界を描く能の合間に、能舞台で演じられますが、大がかりな舞台装置は用いず、台詞としぐさによって物語を進行させます。台詞は古典的な日本語ですが、シンプルな言葉と誇張された動作で、分かりやすくユーモラスな表現が特徴です。
細川家は初代幽斎(ゆうさい)の頃より能楽を愛好したため、永青文庫には能や狂言の道具が多く伝えられています。狂言に関してだけでも装束は約100件、面(おもて)は30面あまりを数えます。
素襖(すおう)や肩衣(かたぎぬ)、半袴(はんばかま)などの狂言装束は、麻地に染模様が特徴で、素朴ななかにもインパクトがあり、楽しいデザインが多く見られます。また狂言面は、誇張した表情の滑稽味あふれるものや、動物などの親しみやすいものが用いられます。そうした装束や面は狂言の魅力を引き立てる重要な要素です。
本展では、永青文庫の所蔵品から、狂言の魅力を分かりやすく紹介します。狂言ならではのデザインや楽しさにふれてみてください。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年7月11日(土)~2026年9月6日(日) |
|---|---|
| 会場 |
永青文庫
|
| 住所 | 東京都文京区目白台1-1-1 |
| 時間 |
10:00~16:30
(最終入場時間 16:00)
|
| 休館日 |
月曜日 ※ただし7月20日は開館し、7月21日は休館 |
| 観覧料 | 一般 1,000円 シニア(70歳以上)800円 大学・高校生 500円 ※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料 |
| TEL | 03-3941-0850 |
| URL | https://www.eiseibunko.com/ |
永青文庫の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
「恵比寿」永青文庫蔵
「狐」 永青文庫蔵
「染分麻地蒲公英鼓三つ巴模様掛素襖」 江戸時代(18世紀後半~19世紀前半)
永青文庫蔵
「白麻地源氏車夕顔模様肩衣」 江戸時代(18世紀後半~19世紀前半)
永青文庫蔵