3.0
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なかなか難しかったです。今回特に見ていて困る系(笑)が多かった気がします。ただ、アンチアクションと一緒に見れたのが良かった気がします。
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豊田市美術館は今年で開館30周年を迎えます。この節目にあたり、「開館30周年記念コレクション展VISION星と星図」を開催し、6月から3月までの10カ月間を通してコレクションを見つめ直し、ここに新たな息吹を吹き込みたいと思います。
第Ⅱ期では、展示室1と3の二部屋を使い、日本の戦後美術の集団的な動向と、その傍らで、時に関心を同じくしながらも独り制作を続けた作家たちの二つの軸から作品を紹介します。展示室2で展示するのは、2021年に寺内曜子が同室にあわせて制作した《パンゲアRedSquareLine》です。展示室4では、迎英里子が産業都市豊田を念頭に構想した新作を披露し、つづく展示室5では宮脇綾子やウィーン工房の女性作家たちによる作品など、日常の延長線上に息づく作品を中心に紹介します。
戦後50年代後半から70年代の日本の美術は、具体美術協会、ネオ・ダダ、もの派、美共闘などいくつかのグループが誕生しては解消し、また新たな動向が生まれるという、運動体の展開として描かれてきたといえます。しかし言うまでもなくその周辺では、斎藤義重や岡崎和郎、村岡三郎など、独自の時間軸に従って、息の長い制作を続ける作家たちがいます。豊田市美術館には、野村仁や河口龍夫など、同時代に関西を拠点にした作家たちの作品も多くあり、こうした作品もこの時代を見るうえで別の視点を与えてくれるでしょう。アプリケによる作品づくりを、日記を書くように日々の営みとして続けた宮脇綾子や、具体美術協会のメンバーという経歴を持ちながら、菓子箱を転用したり色紙を使ったりと、日常の延長線上で、ごく小さな作品を制作し続ける堀尾昭子にも、命名不要なアートの豊かさを認めることができるでしょう。
極度に削ぎ落とされた寺内曜子の作品は、反転して世界の無限の広がりを私たちに開示してくれます。それは利己的に世界を分断してきた人間への軽やかな警句であり、同じく迎英里子の新作には、システム化された社会に対する拭いようのない違和感が提示されています。私たちは、大きな歴史に飲み込まれる前に、個別の生を生きているのです。
個々の作品は、一つの星のように個別の性格を持った単独の存在でありながら、他の作品と関係し合い、像を結ぶことによって、複雑で豊かな星図を描き出します。展示室を行き来するなかで同館コレクションの豊かなバリエーションにより、時代や場所を越えて共有される複数の思考の連なりを実感してください。
| 会期 | 2025年10月4日(土)~2025年12月21日(日) |
|---|---|
| 会場 |
豊田市美術館
|
| 住所 | 愛知県豊田市小坂本町8-5-1 |
| 時間 |
10:00~17:30
(最終入場時間 17:00)
|
| 休館日 |
月曜日 ※10月13日、11月3日、24日開館 |
| 観覧料 | 一般 300円(250円) 高校・大学生 200円(150円) 中学生以下無料
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| TEL | 0565-34-6610 |
| URL | https://www.museum.toyota.aichi.jp/ |
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