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日本が元気だった頃
時間つぶし?がてらコレクションでも見ようと寄ってみたら、上手いことコラボされていて(5F)面白かった。評論に書かれたようにブリヂストン美術館と鎌倉近代美術館、その後国立近代美術館が次々と出来ていく、芸術のみならず日本という国の50〜70年代の熱気が伝わってくる企画だと思う。… Read More
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公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館(東京都中央区)は、5・4階展示室にて、「石橋財団コレクション選」として、近代を中心にコレクションを代表する作品を展示するとともに、「瀧口修造 書くことと描くこと」展を開催します。
石橋財団は、昭和期を代表する詩人にして美術批評家、瀧口修造(1903-1979)による作品163点(他の作家との共作含む)を所蔵しています。本展は、収蔵後にこれらの作品のおよそ半数を一挙に公開する初の機会となります。
1920年代にシュルレアリスムの影響下に自ら詩作を始め、1930年代から戦後にかけて、ポール・セザンヌから同時代に至る美術についての思索と著述を重ねていく瀧口の歩みは、「書く」営みに貫かれたものです。その瀧口が1960年に本格的に試みるようになるのが、自身で「デッサン」と称する造形作品の制作です。「書く」ことを通じて世界と対峙してきた瀧口において、「描く」こととはいかなる行為であったのか。本展は、詩作から美術批評、展覧会の企画や他の作家との交流など、瀧口の活動全体を視野に収めながら、多様な実験的技法による瀧口作品と、パウル・クレーやマルセル・デュシャン、ジョアン・ミロをはじめとする関連作家の作品、あわせて約120点の展観を通して、この問いを再考するものです。
◆ 瀧口修造(1903–1979)
富山県に生まれる。1921年に上京。1926年から慶應義塾大学文学部英文科で西脇順三郎に学び、当時最新の芸術動向であったシュルレアリスムに関心を寄せるとともに、自ら詩作を始める。1930年にアンドレ・ブルトン『超現実主義と絵画』を翻訳、刊行。この時期より美術に関心を寄せ、シュルレアリスムの造形活動を中心に論じるようになる。1950年代に入ると、美術時評の執筆に盛んに取り組むようになるほか、読売アンデパンダン展の批評やタケミヤ画廊の展覧会活動の作家選定などを手がけ、日本の同時代美術への関与を深めていく。1958年の第29回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展では、日本館展示のコミッショナーと審査員を務めた。1960年頃から評論の執筆を控えるとともに、ドローイングや水彩などの制作に取り組み始め、同年10月に初個展「私の画帖から」(南天子画廊)を開催。1970年代にかけ、多様な技法や作品の様態を実験的に試みながら、自作の発表を重ねた。1979年に病没。
| 会期 | 2026年6月23日(火)~2026年10月4日(日) |
|---|---|
| 会場 |
アーティゾン美術館
|
| 展示室 | 5・4階展示室 |
| 住所 | 東京都中央区京橋1-7-2 |
| 時間 |
|
| 休館日 |
月曜日、7月21日、9月24日 ※7月20日、9月21日は開館 |
| 観覧料 | 日時指定予約制 ウェブ予約チケット 1,200円 窓口販売チケット 1,500円 学生無料(要ウェブ予約)
|
| TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
| URL | https://www.artizon.museum/ |
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時間つぶし?がてらコレクションでも見ようと寄ってみたら、上手いことコラボされていて(5F)面白かった。評論に書かれたようにブリヂストン美術館と鎌倉近代美術館、その後国立近代美術館が次々と出来ていく、芸術のみならず日本という国の50〜70年代の熱気が伝わってくる企画だと思う。… Read More
3.0
なぜ今、瀧口修造なのか、わからない展示でした。まあ、コレクションとして整ったのでお披露目という感じでしょう。なんで瀧口修造なの?と思って訪れたら答えはなかった、というところです。もちろん、それはそれで面白い。瀧口修造はシュルレアリスムの詩人で、美術評論家。シュルレアリスムを日本に紹介したほか、50歳代後半からシュルレアリスムの手法をいかした小さめの絵画作品も手がけている。 改めて、シュルレアリスムは詩の世界というか文芸が先行して、絵画や写真が後からついていった、ということを思い出しました。前半は批評家として瀧口が関係した作品が並び、後半は瀧口が手がけたドローイングやデカルコマニー(紙の半分に絵具を塗って、折って転写した絵画)を見せてくれる。ちなみにほぼ最後の展示に、ジョゼフ・コーネルの箱作品があって、瀧口が1978年に書いたコーネル宛の現代詩が掲載されている。 残念なのは、今回の展示のカタログが無いこと。アーティゾンに収蔵された瀧口作品の作品集はあるけど、今回の展示で見えてくる瀧口の交遊関係が分からない。瀧口修造の生まれ故郷である富山県の富山県立美術館には約700点からなる瀧口コレクションがあ… Read More
3.0
近年実験工房メンバの活動を見ることが多く瀧口修造の名前をよく見かけます。 好きな写真家の北代省三、大辻清司、牛腸茂雄などの展示でも記載はあるし、 実際のところどういう人なのかよく分かっておらずメンターみたいな人だと思っていました。 本展では批評の「書く」と自身の作品を「描く」にフォーカスしていて そこにゾン美コレクションを織り交ぜながら紹介しています。 キャプションに実際の瀧口レビューを添えているのが良いですね。 一部資料を除く瀧口作品が近年収蔵した自前のコレクションというのに驚きます。 瀧口作品自体は一度見ただけではよく分からないというところです。 ただドローイングみたいな線描はなんだかカッコよく見えてしまうのが不思議です。 何度か通って瀧口修造とは何者なのか片鱗を覗いてみたい。 コレクションの中では久しぶりに関根正二が見られたのが嬉しい。 このコに会いにまた伺います。… Read More
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安齊重男《瀧口修造、自由が丘画廊、東京、1978年1月》1978年/1980年代前半、石橋財団アーティゾン美術館
© Estate of Shigeo Anzaï
瀧口修造《無題》1960年、石橋財団アーティゾン美術館蔵
瀧口修造《無題》1962年、石橋財団アーティゾン美術館蔵
瀧口修造《作品》1966年、石橋財団アーティゾン美術館蔵
瀧口修造《無題》1968年、石橋財団アーティゾン美術館蔵
瀧口修造《私の心臓は時を刻む》1971年、石橋財団アーティゾン美術館蔵
瀧口修造《無題》1971年、石橋財団アーティゾン美術館蔵
瀧口修造、岡崎和郎《檢眼図》1977年、石橋財団アーティゾン美術館蔵
©︎ Kazuo Okazaki
瀧口修造《マルセル・デュシャン語録》1968年、石橋財団アーティゾン美術館蔵