3.0
見ても見ても見飽きない若冲先生
若冲先生の絵は見ていてとても楽しくて魅力的 緻密に描かれた彩色の絵、大胆にデフォルメされた水墨の絵 そして構図の楽しさ 今回の目玉展示「果蔬図巻」(「菜蟲譜」は展示期間外)も素晴らしく、いつまでも眺めていられるけど、敢えて選ぶなら水墨の方がより若冲さんらしい気がして印象に残る 「筋目描き」と言うらしいが、墨の滲みと濃淡を精密にコントロールして幾重にも重なったような境界と表面を描写しているのが、書き手の探究心と執念のようなものを感じさせる(洋画の執拗なマチエールによる表現のような) それでいて、絵全体を遠目に眺めると、大胆且つのびのびと軽やかで、その緻密なディテールとの対比が味わい深い 細かく描く主題部分と、背景や添え物との筆致のコントラストの妙もあるのかもしれない また、「馬図」のように、極端にデフォルメの効いたグラフィックデザイン的なものもあり、これまたとても良い いやはや、こんなんなんぼあってもええですわ… Read More




