九谷焼の美

石川県立美術館

  • 開催期間:2017年2月16日(木)~2017年3月22日(水)
九谷焼の美 石川県立美術館-1
九谷焼の美 石川県立美術館-2
九谷焼の美 石川県立美術館-3
九谷焼の美 石川県立美術館-4
九谷焼の美 石川県立美術館-5
《青手桜花文平鉢》古九谷、県文
《色絵布袋図平鉢》古九谷、県文
《色絵鳳凰図平鉢》古九谷、県文
《色絵万年青図平鉢》吉田屋窯
《色絵象人物図角皿》吉田屋窯
九谷焼の美 石川県立美術館-1
九谷焼の美 石川県立美術館-1
九谷焼の美 石川県立美術館-1
九谷焼の美 石川県立美術館-1
九谷焼の美 石川県立美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

一般に、陶芸を鑑賞する際には姿や釉薬の状態などが見所となりますが、古九谷に始まる九谷焼の系譜では、絵付けが重要なポイントとなります。

〝古九谷は、絵付けを離れて存在しない〞と言われます。初めてこの言葉に接したとき、実に哲学的な言説だと感心しました。もちろん江戸時代の陶工がこの文言のままを語ったとは思いませんが、加賀藩三代藩主・前田利常が主導した、加賀の地で色絵磁器を生産しようというプロジェクトに参画した人々の情熱や誇りがこのような言葉に集約されて、今日まで継承されたことは理解できました。

17世紀半ばの日本において、色絵磁器は新しい芸術ジャンルでした。古九谷の魅力として挙げられる大胆かつ斬新な意匠感覚は、まずこの新しさに由来すると言うことができるでしょう。

しかし単に新奇さを追求したのであれば、やがては歴史に忘却されたはずです。古九谷が人々を魅了するのは、量産とは一線を画した高い芸術性ではないでしょうか。哲学者の谷川徹三はそれを「美の高さ」と形容しましたが、古九谷の本質を簡潔に表現した名言だと思います。そしてこの本質は、特に吉田屋窯を始めとする再興九谷諸窯にとっても大きな課題となりました。

今日全国ブランドとして広く認識されている九谷焼ですが、その歴史には様々な人々の苦闘がありました。特に古九谷の場合は、作者の名前すら明らかではありません。しかし作品には、そのような詮索を超越した強烈な自己主張が漲っているようです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年2月16日(木)~2017年3月22日(水)
会場 石川県立美術館 Google Map
住所 石川県金沢市出羽町2-1
時間 9:30~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 会期中無休 
観覧料 一般 360円(290円)
大学生 290円(230円)
高校生以下 無料(無料)
65歳以上 290円(290円)
  • ※( )内は団体料金です
    ※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます
    また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者福祉保健手帳を持参の方、付き添いの方は無料です
TEL076-231-7580
URLhttp://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/exhibition/3965/

石川県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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《青手桜花文平鉢》古九谷、県文

《色絵布袋図平鉢》古九谷、県文

《色絵鳳凰図平鉢》古九谷、県文

《色絵万年青図平鉢》吉田屋窯

《色絵象人物図角皿》吉田屋窯

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