特集展示 阿弥陀仏
―おわす・みちびく・あらわれる―

半蔵門ミュージアム

  • 開催期間:2025年9月13日(土)~2025年12月28日(日)
  • クリップ数:12 件
  • 感想・評価:1 件
特集展示 阿弥陀仏 ―おわす・みちびく・あらわれる― 半蔵門ミュージアム-1
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阿弥陀如来立像 平安時代 12世紀
(作品解説)新収蔵:平安後期にさかのぼる三尺阿弥陀の貴重な作例です
阿弥陀如来立像(部分) 平安時代 12世紀
阿弥陀如来像(方便法身像) 室町時代 15~16世紀
(作品解説)浄土真宗の本尊像で、虚空に立つ阿弥陀如来が、全身から光を放ち世界を照らしています
阿弥陀三尊像(善光寺式) 江戸時代 17~18世紀
(作品解説)善光寺の本尊を絵画で表した珍しい作品。礼拝する男女の姿を添えるのは、絵画ならでは
阿弥陀三尊来迎図 室町時代 16世紀
(作品解説)鎌倉時代以降流行した典型的な三尊形式の来迎図。身体・着衣を金色とする皆金色(かいこんじき)像です
阿弥陀聖衆来迎図 室町時代 15世紀
清海曼荼羅 江戸時代 17~19世紀
(作品解説)超昇寺の清海が996年に感得した阿弥陀浄土図の写しで、周囲の蓮華に経文の要約を記します
仏涅槃図 江戸時代 17世紀
(作品解説・常設展示)沙羅双樹の下で入滅した釈尊と、嘆き悲しむ菩薩や仏弟子、動物などを描きます
特集展示 阿弥陀仏 ―おわす・みちびく・あらわれる― 半蔵門ミュージアム-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

今期の特集展示は、西方極楽浄土の教主である阿弥陀如来に注目します。大乗仏教では宇宙にはたくさんの仏陀がおり、それぞれ自分の国=仏国土を主宰していると考えています。仏国土は清らかなので、浄土とも呼ばれました。浄とは「清い」という意味です。阿弥陀如来の浄土は「極楽」という名称です。そこには苦しみがなく、楽しいことで満たされているからです。阿弥陀如来はそこにおわします。極楽に往生(行って生まれること)したいと思う者を必ず迎え取るという誓願をたてたことから、他の浄土にもまして人々の信仰を集めることとなりました。

阿弥陀信仰は日本には早くも飛鳥時代に伝来し、造像が始まりました。奈良時代には彫像のほか、大画面の阿弥陀浄土図が描かれていたことも記録に残っています。平安時代前期に密教が到来すると、阿弥陀如来は西を代表する仏陀として両界曼荼羅に登場します。平安時代後期には、末法到来の世相を背景に極楽往生の願望が高まり、阿弥陀如来像と対面して修行するための阿弥陀堂が盛んに造営されました。また、阿弥陀如来が極楽から迎えに来る情景を描く来迎図は、まだ定型化されない多様性を見せます。鎌倉時代になると、専ら阿弥陀如来のみを信仰する、浄土宗や浄土真宗のような浄土教系の新しい宗派が生まれ、阿弥陀如来の名前を口で唱える平易な修行法「口称(くしょう)念仏」が普及して、その本尊の定型的な阿弥陀如来像も多数造られます。阿弥陀がこの世にあらわれる姿です。

展示はまず、修理が完成した阿弥陀如来像のお披露目から始まります。浄土教系の仏堂の本尊として、最も多く造られた「三尺阿弥陀」の一例です。次に、浄土真宗独特の本尊である方便法身(ほうべんほっしん)像を紹介します。正面を向いて虚空に一人立つ阿弥陀如来が、全身から金色の光を放ち世界を照らしています。

来迎図では、諸尊が雲にのって飛来します。展示する2点の阿弥陀三尊来迎図は、ともに聖衆(しょうじゅ)として観音菩薩と勢至菩薩を伴っており、鎌倉時代後期以降に流行したタイプの作例です。一方、阿弥陀聖衆来迎図では、奏楽菩薩を交えた10名の聖衆が阿弥陀如来を囲んでいます。このような阿弥陀十一尊来迎図は、のちに融通念仏宗の本尊となりました。阿弥陀は人びとをみちびくのです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年9月13日(土)~2025年12月28日(日)
会場 半蔵門ミュージアム Google Map
住所 東京都千代田区一番町25
時間 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日 火曜日 
観覧料 無料
TEL03-3263-1752
URLhttps://www.hanzomonmuseum.jp/

半蔵門ミュージアムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

仏教美術好きには本当にありがたい展示です。

今展は、修理を終えたばかりの新収蔵品《阿弥陀如来立像(平安時代)》のお披露目と合わせ、阿弥陀如来の特集展示がされています。阿弥陀如来立像修復の詳しい資料も、ネットで見ることが出来ます。《阿弥陀如来立像》は何処かちょっとつらそうな、でもおっとりとしたとても静かな表情でした。きっと御前で拝む人々の「苦」を聞き入れ、少なからず吸い上げて下さっているのでは、などと思えて来ます。一般人の私は普通にただ仏教美術として見てしまいますが、来迎図も曼陀羅も、みななかなか良かったのです。特に浄土三曼陀羅の一つ、紺地金銀泥図絵の《清海曼陀羅》がものすごく美しくて細かくて、極細の筆による細く細かな線と、薄くといた金銀で、立体感まで表現されていて、感動しました。こちらのミュージアムは常設展示もとても分かりやすく色々紹介されているのですが、今特集展示も、キャプションはやはり細かく説明されていてとてもわかりやすく、また今回紙資料もいただくことが出来ました。

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阿弥陀如来立像 平安時代 12世紀
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(作品解説)浄土真宗の本尊像で、虚空に立つ阿弥陀如来が、全身から光を放ち世界を照らしています

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(作品解説)善光寺の本尊を絵画で表した珍しい作品。礼拝する男女の姿を添えるのは、絵画ならでは

阿弥陀三尊来迎図 室町時代 16世紀
(作品解説)鎌倉時代以降流行した典型的な三尊形式の来迎図。身体・着衣を金色とする皆金色(かいこんじき)像です

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清海曼荼羅 江戸時代 17~19世紀
(作品解説)超昇寺の清海が996年に感得した阿弥陀浄土図の写しで、周囲の蓮華に経文の要約を記します

仏涅槃図 江戸時代 17世紀
(作品解説・常設展示)沙羅双樹の下で入滅した釈尊と、嘆き悲しむ菩薩や仏弟子、動物などを描きます

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