この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
金沢市立中村記念美術館の所蔵品からテーマ別に作品を紹介する展覧会シリーズ「工芸セレクション」。第5弾となる今回のテーマは「箱」です。
箱は私たちにとってとても身近な収納用品です。日常生活における箱は、木・竹・紙・プラスチックなどの素材で作られ、多くは四角形で中にさまざまなものを入れることができます。美術工芸においては、木の板を組みあわせた指物(さしもの) 、細く裁断した竹で編んだ籃胎(らんたい) 、陶磁器などがあり、それらに着彩や蒔絵、象嵌などの装飾を加えたものも数多くみられます。このたびの展示では所蔵品の中から、豊かな技法と多彩な装飾により作られた箱を紹介します。
本展では、同館に近年寄附のあった作品8点を初展示するほか、作家が自らの作品を収納するために作った保管箱も一部披露します。多彩な箱の世界をどうぞお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2025年7月19日(土)~2025年9月28日(日) |
---|---|
会場 |
金沢市立中村記念美術館
![]() |
展示室 | 2階展示室 |
住所 | 石川県金沢市本多町3-2-29 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 | 月曜日(休日の場合はその直後の平日) |
観覧料 | 個人 310円 団体(20名~)260円 65歳以上210円 高校生以下 無料 |
TEL | 076-221-0751 |
URL | https://www.kanazawa-museum.jp/nakamura/ |
金沢市立中村記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ ギャラリートーク
学芸員が展覧会の見どころを解説します
開催日:8月8日(金)、9日(土)、9月12日(金)、13日(土)
開催時間:14:00~15:00
費用:観覧料金
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
石川県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES

《竹に雀蒔絵提重》江戸時代 (17-18世紀)

《草花蒔絵香箪笥》(制作年代不詳)

《蓮池多宝塔蒔絵経箱》室町時代 (15世紀)

粟生屋源右衛門《芦雁文菓子器》江戸時代 (19世紀)

橋本仙雪《染分菱文御所籃》平成7年 (1995)

寺井直次《残照蒔絵茶箱》昭和55年 (1980)

大垣昌訓《裂模様蒔絵二重小箱》大正-昭和時代 (20世紀)

大場松魚《平文花の虹色紙箱》平成3年 (1991)

反保信夫《神代杉菱文木彩箱》平成4年(1992)