この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
橋本平八(はしもとへいはち 1897~1935)は、現在の伊勢市出身の彫刻家です。伊勢で彫刻の手ほどきを受けた後、上京して佐藤朝山(さとうちょうざん)に木彫を学びました。25歳にして《猫》が日本美術院展に初入選を果たすと、その高い技術と才能によりたちまち注目を集めます。29歳で帰郷した後も、《石に就(つい)て》などの意欲作を次々に発表しました。その活躍は「木を持たしては橋本君」と評されるほどでしたが、惜しくも1935(昭和10)年に亡くなり、38年の生涯を閉じました。
生涯のほとんどを故郷の伊勢で過ごした橋本平八は、周囲の豊かな自然に刺激を受け、古代彫刻や古今東西の哲学に学びながら独自の思想を深めました。自然や生命の神秘について洞察を重ねた作品の数々は、今もなお多くの人を惹きつけています。15年ぶりの回顧展となる本展では、代表作と資料から生涯をたどり、橋本平八の創作世界に迫ります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2025年8月2日(土)~2025年10月13日(月・祝) |
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会場 |
三重県立美術館
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住所 | 三重県津市大谷町11 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日、8月12日(火)、9月16日(火) ※ただし8月11日、9月15日、10月13日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 学生 800円(600円) 高校生以下 無料
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TEL | 059-227-2100 |
URL | http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/index.shtm |
三重県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

橋本平八《花園に遊ぶ天女》 1930年 東京藝術大学大学美術館蔵

橋本平八肖像写真

橋本平八《石に就て》 1928年 個人蔵

橋本平八《猫》 1922 三重県立美術館蔵

橋本平八《霊獣》 制作年不詳 個人蔵

橋本平八《或日の少女》 1934年 東京藝術大学大学美術館蔵