この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
洋画家・宮本三郎(1905-1974)が、生涯にわたって制作活動の中心に据えたのは、人物を主題とする作品でした。なかでも室内画における人物表現に注目すれば、アンリ・マティスの影響が色濃い装飾的な構成をベースに、それと拮抗するような「人」の存在感が、独特の緊張感を画面に生み出していることに気がつきます。
奥沢の自宅アトリエで、プロの絵画モデルを前にデッサンを重ね、丹念に練り上げた作品の数々や、疎開先の故郷・石川県で家族や身近な人物を描いた親密な雰囲気の漂う室内風景ーそれぞれ時代ごとに表情を異にしながらも、宮本が注力した人物画に通底するのは、主題に注がれる鋭い観察眼です。
本展では、室内表現やそれらを彩る小道具としてのモティーフにも注目しながら、宮本が描きだす人体と人物の魅力を探ります。
人物表現においてことさら評価されることの多い宮本の描写力は、一方で静物画にも発揮されています。テーブルに置かれた花器や果物、皿に盛られた魚介ーそれぞれ対象の本質をつかみ取るようにして描かれた静物画の数々も、あわせてお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2025年4月1日(火)~2025年9月7日(日) |
|---|---|
| 会場 |
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
|
| 住所 | 東京都世田谷区奥沢5-38-13 |
| 時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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| 休館日 |
月曜日、 5月7日(水)、7月22日(火)、8月12日(火) ※ただし、5月5日(月・祝)、5月6日(火・祝)、7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 200円(160円) 65歳以上 100円(80円) 大高生 150円(120円) 中小生 100円(80円)
|
| TEL | 03-5483-3836 |
| URL | http://www.miyamotosaburo-annex.jp/ |
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
《(ベットに横たわる婦人像)》 1938-39年頃
《(魚)》 1957-58年頃
※( )は題不詳のため仮題
《(鏡の前の婦人像)》 1945-48年頃
《(西瓜)》 制作年不詳
《(静物 果物)》 1945-48年頃
《(編み物)》 1945-48年頃
《化粧室の裸婦》 1965年
《赤い背景》 1938年