この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
この展覧会では、日本文化の根底に流れる「自然との共生」と「いのちの行方」をテーマに、現代アーティスト6人による約67点を紹介します。
日本では古くから自然との共生を重んじ、その美しさや力に畏敬の念を抱いてきました。季節の移り変わりや自然のリズムは生活や文化に深く根付き、日本独自の美を生み出してきました。
本展は、現代では薄れつつも日々の暮らしの中で大切に継承されてきた自然との深い関わりに着目し、それを創作活動へ取り入れながら、「いのちの行方」について視覚的に提示する6人のアーティストを紹介するものです。彼らは、流木や古紙ダンボール、狩猟で得た膠(にかわ)など、出会った素材と真摯に向き合い、対話を重ねながら作品を生み出しています。そうして生まれた作品は、それぞれ異なる表情を持ちながらも、共通の方向へと私たちを誘います。彼らの作品を通じて自然との向き合い方を改めて考えるとともに、環境破壊や気候変動への危機感が高まる今、本展が私たちの日常の営みを見つめ直す一助となることを願います。
◆ 出展作家(五十音順・敬称略)
鈴木初音、玉田多紀、永沢碧衣、帆刈晴日、水田典寿、宮川達也
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2025年4月26日(土)~2025年7月6日(日) |
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会場 |
WHAT MUSEUM
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住所 | 東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号 |
時間 |
11:00~18:00
(最終入場時間 17:00)
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休館日 | 月曜日(祝日の場合、翌火曜休館) |
観覧料 | 一般 1,500円 大学生・専門学校生 800円 高校生以下 無料
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URL | https://what.warehouseofart.org/exhibitions/reborn/ |
WHAT MUSEUMの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

永沢碧衣「解ける者」 2021年

鈴木初音「花と貝と」 2022年 佐藤美術館蔵

玉田多紀「絶滅危惧種の物語」 2015-2023年 ウッドワン美術館蔵
撮影・Photo:稲澤朝博

帆刈晴日「yarn -color wheel-」(部分) 2025年

水田典寿「夢」(部分) 2024年
©Norihisa Mizuta

宮川達也「伸」 2006年 宮川達也ギャラリー蔵