4.0
淡くも逞しい絵の数々です
司修展を拝見してきました。展示室1から順に回っていると一瞬ちひろさんかと思う絵が目に飛び込んできます。まちんとは明るい色彩を使いながらも胸に迫ってくるタッチで物語に引き込まれます。銀河鉄道の夜は色々な方が挿絵を描いておられますが、司修さんの挿絵は初めて拝見しました。幻想的な絵の数々で改めて物語を読み返したくなりました。
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1936年に群馬県前橋市で生まれた司修(つかさおさむ)は、幼少期を戦争のなかで過ごし、9歳で空襲を体験しました。戦中戦後に刻まれた生々しい記憶は、彼の原動力となり、戦争体験者として、また今を生きるものとして、問題意識を抱えながら折々に感じるものを表現し続けてきました。
司の作品は絵本や絵画にとどまらず、本の装幀、小説、批評、映像やインスタレーションなど幅広いジャンルに及び、そこからは、ものごとを深く見つめ、常に新たな挑戦をしている姿が伝わってきます。
原爆も司が長年取り組み続けたテーマでした。『まちんと』(松谷みよ子・文 偕成社)は、1945年8月6日の朝、広島で被爆してトマトをねだりながら亡くなった少女を主人公にした絵本です。本展では、『まちんと』を核としながら、初期から近作までの作品を展示し、88歳のいまも思索と表現を続ける司修の世界を紹介します。
| 会期 | 2025年5月16日(金)~2025年7月21日(月・祝) |
|---|---|
| 会場 |
ちひろ美術館・東京
|
| 展示室 | 展示室1・2 |
| 住所 | 東京都練馬区下石神井4-7-2 |
| 時間 |
10:00~17:00
|
| 休館日 |
月曜日 ※7月21日は開館 |
| 観覧料 | 大人1,200円 高校生・18歳以下無料 団体(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生の方は900円 障害者手帳ご提示の方とその介添えの方(1名)は無料/年間パスポート3,000円 |
| TEL | 03-3995-0612 テレフォンガイド 03-3995-3001 |
| URL | https://chihiro.jp/tokyo/ |
| 割引券 | https://chihiro.jp/foundation/contact/surveyform/ |
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