この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
19世紀末から20世紀初め、ヨーロッパを中心に流行した芸術様式「アール・ヌーヴォー」は、日露戦争後に日本へ流入して図案界での広がりが顕著でした。
竹久夢二（1884-1934）は、雑誌のイラストをはじめ、書籍装幀等でアール・ヌーヴォー様式の表現を展開します。さらに日常生活の芸術化を体現した「港屋絵草紙店」においても、植物モチーフを中心に、曲線を多用するデザインを手掛けました。
本展では、夢二によるアール・ヌーヴォーの軌跡を展観し、美術雑誌『ユーゲント』や画家のオーブリー・ビアズリーから受けた影響についても考察します。また明治末期に出版美術において、アール・ヌーヴォー様式の表現を試みた画家と図案家による仕事もあわせて紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2025年6月7日(土)～2025年9月14日(日) |
|---|---|
| 会場 |
竹久夢二美術館
 Google Map |
| 住所 | 東京都文京区弥生2－4－2 |
| 時間 | 10:00～17:00 （最終入場時間 16:30） |
| 休館日 |
月曜日、7月15日（火）、8月12日（火） ※ただし7月21日（月祝）、8月11日（月祝）開館 |
| 観覧料 | 一般 1,200円 大・高生 1,000円 中・小生 500円
|
| TEL | 03‐5689‐0462 |
| URL | https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/ |
竹久夢二美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
竹久夢二・画 セノオ楽譜「言はれぬ嘆き」 1920年
竹久夢二・画 千代紙「きのこ」 1914年頃
竹久夢二・画 手製半襟の図案 1915年
竹久夢二・画 KOE・MO SEN 1919年
竹久夢二・画 無題（スケッチより） 1904年頃
竹久夢二・画 黒猫を抱く女 1920年
オーブリー・ビアズリー画「ヘロデ王の目」 1907年
藤島武二・装幀 『みだれ髪』 1901年
展覧会チラシ